デビューライブから“理想的な結果”に
──メンバーそれぞれ別の道をたどってきたアイペコは、9月18日にデビューライブを行いました。お披露目ステージを終えての感想を聞かせてください。
白星 すべてがキラキラしてました。演出もすごく豪華で、どこを見ても金太郎状態で……。
近石・菅谷・綾瀬・夏目・早海・吉橋 違うよ!(笑)
白星 あー、どこを切ってもキラキラでかわいいの金太郎飴状態でした(笑)。私はめっちゃ緊張するタイプの人間なんですよ。案の定、リハーサルのときにマネージャーさんに泣きついちゃったんですけど、本番には強くて(笑)。ステージに出たらすっごく楽しくライブができました。私はコロナ禍にアイドル活動を始めたので、声出しありのライブを初めて経験できたんです。ファンの皆さんの声が聞けてすごくうれしかったです。
吉橋 昔の私はすぐ泣いちゃうし、メンバーに励まされてばかりだったんですけど、アイペコでは年齢が一番上だし、キャリアも一番長いので、みんなを支えて守らなきゃという責任感が出てきました。デビューライブ当日もMCを回したりとせかせかしていたら、昔からのファンの方に「今までと違うカッコいいありえるだった」って驚かれたんです。自分としても成長を実感できたし、新しい一面を見せられたと思います。メンバーから頼ってもらえる立場になれたのは、今まで積み重ねてきたものがあるからだと思うんです。今までがんばってきてよかったなと感慨深かったし、自分のキャリアを多くの方に認めてもらえた気がしてすごくうれしかったです。
菅谷 私は全然緊張しませんでした。前のグループでは、ライブ直前に「わー!」って焦っちゃうタイプだったんですよ。でも、アイペコのお披露目ライブのときは前日の夜もぐっすり寝れたし、ごはんもおいしくモリモリ食べられて、逆にお腹が苦しくなるくらいでした(笑)。「なんでかな?」と思ったら、デビューに向けた準備期間でしっかりレッスンしたこと、スタッフさんたちにたくさんアドバイスをいただいたこと、メンバーやスタッフさんと過ごす時間が濃いことが自信につながっていて、自分の中で不安要素が1つもなかったんです。「あとは楽しんでやるだけだ!」というマインドだったので、ライブは初っ端から「イエーイ!」って勢いでパフォーマンスできました(笑)。あとは、お客さんの存在ですね。私推し以外のファンの方も大切で。メンバーのことが好きだから、私推しじゃない人は自分にとって「私の好きな人を好きな人たち」なんです。デビューライブはラブしかない空間で、すごく素敵でした。
綾瀬 私はめちゃくちゃ緊張して本番前に泣いちゃって。でも、ステージに出たら緊張が吹き飛んで、本当に楽しんでライブができました。何より客席の景色にびっくりしました。会場の後ろまでお客さんがギュウギュウだったんです。
──デビューライブからチケットが完売する盛況ぶりでした。
綾瀬 はい。(涙をあふれさせながら)メンバーよりお客さんの数が少ないライブをたくさん経験してきたから、デビューからキラキラしたスタートが切れてすごくうれしかったです。それと同時に、これは自分の力じゃないし、ほかのメンバーやスタッフさんがいてのことだと感じたので、自分ももっとアイペコのためにがんばらなきゃって気が引き締まりました。
夏目 満員のお披露目ライブで、会場にいるすべての方が愛おしく思えました。最高のスタートを切らせてもらったからには、この先はファンの方の期待を上回るものを見せていきたいし、もっとアイペコの輪を広げていきたいですね。ファンのみんなに楽しい時間を与えられる存在になりたいです。
早海 私は正直、ライブに向けて不安がありました。ひさしぶりのステージだったし、自分にとってリスタートの場でもあったので。それに、私たちは自信を持ってライブに臨むけど、それをお客さんがどう受け取ってくれるんだろう?という不安があったんですよ。でも、ライブを終えたらファンの方に「すごく楽しそうだったね」と声をかけていただけて。自分がしっかりライブを楽しめていたこと、ファンの方にも楽しいと思ってもらえていたことをそのときに実感できたんです。あと、SNSで「デビューライブが楽しかったから次もまた行きたい」という感想を見かけて本当にうれしかったですね。そうした皆さんの反応を見て、私もアイペコのこれからが楽しみだなと思いました。
近石 私にとってはアイドルとしての記念すべき初日だったので、相当緊張するだろうなと思ってたんです。でもいざ本番を迎えたら意外にも平常心でいられて、「やってやるぞ!」とやる気があふれてきました。それは、メンバーが横にいてくれて、頼もしさを感じられたからで……(涙を堪えながら)一緒にがんばってきたみんながいるから大丈夫だって思えました。あと、本番前に高森ありささんが「みんなで3つ共通認識を持っておきましょう」って言ってくださったんです。
──3つの共通認識?
近石 パフォーマンス面のクオリティを最後まで追求すること。私たちがお客様を楽しませること。そして自分自身が楽しむこと。その言葉がとても励みになりました。スタッフさんたちがライブに向けてしっかり準備してくださって、メンバーとたくさん練習して、それが“理想的な結果”にならないわけがないという確信を持ってステージに臨めたんですよ。パフォーマンスでミスをしちゃった場面もあったんですけど、純粋に楽しい気持ちがすべてに勝ってました。最初のライブで“理想的な結果”を出せて、いいスタートを切れたと思います。
もっともっと愛にあふれたグループに
──デビューライブで大きな手応えを感じられたようで何よりです。8月から6週連続で楽曲を配信リリースするなど、始動して間もないながら精力的に活動を展開していますね。
夏目 はい。中でも最初に配信した「ハートハイジャック」はアップテンポな楽曲で、すごくライブ映えするんです。これからいろんなライブで会場を沸かせていきたいです。
──現時点のイチオシ曲を挙げるとするとどれでしょう?
吉橋 アイペコはすでにいろんなタイプの楽曲があるんですけど、デビューライブ当日に配信した「Hope To Live」だと思います。私たちからファンの方への気持ちを込めた曲で、しっかり丁寧に気持ちを込めて歌っています。各メンバーのパートが、それぞれのキャラクターに重なる歌詞になっているのも特徴です。
菅谷 歌詞が送られてきたときに「自分を裏切らない自分でいたい」というパートを歌うことになる気がするって直感で思っていたら、本当に自分のパートになりました。
綾瀬 「We Are Idol」というフレーズがこの曲を象徴していると思います。アイドルからファンに向けた曲なので、歌っていると気持ちが高ぶっちゃいますね。歌う回数を重ねていくにつれて、メンバーもファンの方もこの曲に感情を重ねていて。これから歌詞の意味合いがどんどん濃く深くなっていくんだろうな、アイペコにとって大切な曲になるんだろうなと思っています。
──最後に“理想的な結果”を目指すアイペコがどんな目標を持っているのかを聞かせてください。
近石 私はアイドル活動が初めてながら、この7人とスタッフさんからなるアイペコチームは最強だなって感じてるんですよ。アイペコ最大の目標は、この最強のチームのまま突き進んで、いつか世の中の誰もが知っているくらい大きなグループになることです。すっごく大きな夢ですけど、いつかアイペコを1つの“文化”にしたいです。
吉橋 私たちは、まず第一にファンの方に楽しんでいただいたり、「アイペコのライブを観ていると幸せだな」と思ってもらうことを大事にしたいんです。それと同時に、メンバーやスタッフさんみんなが常に笑顔でハッピーな気持ちでありたい。ファンの方に楽しさや幸せを届けるためには、まずは私たちが笑顔で楽しく健康でいることが大事だと思うんです。なので、メンバーが誰か悩んでいたらみんなで助けていきたいし、誰も置いていかずに一緒に進んでいきたいです。大人の方たちが愛を持って「この子たちに懸ける!」という気持ちを持ってくださっていて、本当にありがたい環境で活動させていただいてると実感しているんですよ。メンバーみんな活動に対して熱心ですし、そういうチームだからこそ、ファンの皆さんに幸せが届けられると思うんです。ずっと愛にあふれたグループであり続けたい……(メンバーのほうを向きながら)だよね?
白星 うん。アイペコは、もっともっと愛にあふれたグループになっていきます!(満面の笑顔で指ハート)
ライブ情報
ideal peco X'mas Live「X'mas peco」
2023年12月22日(金)東京都 SHIBUYA VIDENT
VIPチケット
価格:税込10000円(1ドリンク別)
抽選受付期間:11月12日(日)21:00~15日(水)12:00
当落発表:11月16日(木)
前売一般チケット
価格:税込3000円(1ドリンク別)
先着販売期間:11月19日(日)21:00~12月21日(木)23:59
ideal peco 1st Live「All For ideal」
2024年3月4日(月)東京都 新宿BLAZE
プロフィール
ideal peco(アイディールペコ)
「iCON DOLL LOUNGE」などアイドルイベントの企画運営制作を行う株式会社iDLが、タレントプロダクション事業として初めてマネジメントするグループ。「All For ideal ~すべては理想のために~」というコンセプトを掲げている。プロデューサーは、MCや構成作家として活躍する石橋哲也とダンス講師の高森ありさ。2023年8月より6週連続で楽曲を配信リリースし、9月に東京・白金高輪SELENE b2でデビューライブ「first peco」を開催した。2024年3月に東京・新宿BLAZEで1stワンマンライブを行う。