Episode Guide
2学期(中間テスト~期末テスト)編
第7話
順位発表で大きな変動、あとがない2年生
2学期の中間テストは2学年ずつが連合してチームを組み、2チームで対決する学年連合ミッション。勝利した2学年には、それぞれデビュー組の席が2席ずつ与えられる。期末テストで優勝した1年生は連合したい学年に4年生を指名するも、4年生はこれを断り、結果1・2年生、3・4年生がそれぞれ連合を組むことになった。学年連合ミッションはポジションバトルで、ボーカル、ラップ、ダンス、オールラウンダーの4ラウンドで競われる。
中間テストの開始前には順位発表が行われた。オンライン投票の結果、1位の生徒がいる学年にデビュー組の3席目が与えられる。前回1位だったヒョンヒは4位となり、3位はリウォン、2位はユヨン、そして1位には前回13位だった4年生のチェウォンが輝いた。
1学期の中間テストのエース戦で存在感を発揮したチェウォンは「本当に予想もできなかったですが、こうして高い順位をいただいて心から感謝します。これからもっとがんばりたいです」と挨拶。これでデビュー組の席は1、3、4年がそれぞれ獲得。残る4席が、中間テストで振り分けられる。1席も獲得できていない2年生はあとがない状況だ。
1ラウンドはボーカルポジションバトル。3・4年生はテヨンの「I」を、感情表現に苦心しながらも美しいハーモニーで届けた。対する1・2年生はMAMAMOOの「Décalcomanie」をパワフルに歌い上げ、高音パートも見事に決めて観客を魅了。投票の結果830点対170点で1・2年生が圧勝し、音程を外してしまった3年生のジウは「自分のせいだ」と悔やんでしまう。
続くダンスポジションバトルでは、3・4年生がLittle Mix「Power」、1・2年生がNCT DREAMの「Hot Sauce」を披露。それぞれエネルギッシュで見事なステージだったが、190点対810点と3・4年生が完全勝利。驚異の追い上げで、660点差を40点差にまで詰めた。
第8話
まさかの同点で大波乱、デビュー組席の割り振りが決定
中間テストの第3ラウンドはラップポジションのバトル。3・4年生のヒョンヒ、ジウン、ユンソ、ユミンは全員がラップの名家・YGエンターテインメントの出身で、デビュー後かと錯覚させるような高いクオリティでドージャ・キャット「Boss Bitch」をもとにした「Boss Rich」のステージを堂々と見せつける。対する1・2年生は3・4年生の待機エリアに乗り込み、挑発的にBTS「MIC Drop」をパフォーマンス。末っ子ミンチェのマイクが外れてしまったり、小道具の車がダンスの妨げになったりとトラブルが続出するも、4人は慌てずステージに立ち続け、最後はミナミがクールにマイクを床へドロップした。投票結果は1・2年生が380点、3・4年生が620点で、加算後に3・4年生が200点リードと逆転する。
最後のラウンドのオールラウンダー対決は、1・2年生連合からはサランがLISA「MONEY」、3・4年生連合からはミヒがaespa「Next Level」をソロで披露。それぞれ安定感あるステージを見せ、サランが600点、ミヒが400点を獲得。結果、合算した点数が1・2年生も3・4年生も2000点という、誰も想像だにしなかった結果に。全員が複雑な表情を浮かべる中、どう割り振るかは担任たちの会議に委ねられる。
当初は勝った連合にデビュー2席ずつが与えられ、負けた連合から6人が脱落するという予定だったが、長い議論の結果、4学年それぞれがデビュー組の1席ずつを手にし、点数にオンライン投票の結果を合算した個人の点数で各連合から下位3人ずつが脱落するということに決まった。1・2年生からはシウ、ユジュ、ヒョウォン、3・4年生からはスヘ、ジェヒョン、ユミンが脱落。点数に貢献した生徒も脱落してしまうという残酷な現実に、担任たちも涙をこらえきれない。これで最終的なデビュー組の席は、1、3、4年へ2席ずつ、2年生へ1席が振り分けられることになった。
ここからは学年内でデビュー組の席を獲り合う2学期の期末テストへ。各学年のメンバーが2曲を続けて披露し、最後に全員でダンスブレイクを見せるステージに挑んでいく。トップバッターは3年生。TWICE「LIKEY」とMAMAMOO「HIP」が課題曲で、最後のダンスブレイクではステッキを手に6人が息の合ったダンスを見せた。現場投票では、「LIKEY」の高音がなかなか出せず、不安に襲われていたヒョンヒが学年内の1位に。自身のイメージを打ち破るべく果敢に「LIKEY」に挑戦したテリムは最下位となってしまい、悔しさに涙を流す。
第9話
昨日の友は今日のライバル、脱落者の傾向にAIKIがたまらずひと言
期末テストの2番手は1年生。LOONAの「Why Not?」とBLACKPINK「How You Like That」を披露し、上級生たちを落ち込ませるほど素晴らしいステージを繰り広げる。現場評価ではスンジュ、ソンユ、ボウンが同率1位という結果に。また4年生はオールホワイトの清廉な衣装でGFRIENDの「Time for the moon night」と(G)I-DLEの「Uh-Oh」を、最年長らしい説得力あるスキルで披露した。投票では難しいパートをしっかり務めたヒョンソが現場評価で1位を、チェウォンが2位を獲得。デビュー組の席が1席しかない2年生の課題曲は少女時代「Twinkle」とBTS「Butter」。緊張せず高音を響かせたジミンがオンライン投票でいつも上位のリウォンを押さえて現場投票で1位となり、ジミンは「信じられない」と驚く。
そしてオンラインの投票を60%の比率で合わせて集計した、デビュー組選抜式へ。1年生からはボウンとソンユ、2年生からはリウォン、3年生からはヒョンヒとユンソ、4年生からはチェウォンとユヨンがデビュー組入りを果たした。
そして脱落者となるのは、学年関係なく下位の9人。惜しくもここで去ることになったのは、1年生のユジン、ボミセラ、ミンチェ、チェ・スビン、2年生のジウォン、カリナ、サラン、スイ、4年生のイェリム。下級生が多く脱落したことを受けて、いてもたってもいられなくなったAIKIはマイクを手に取り、「この子たちがこれからのKカルチャーの未来だと思ってほしい。人気の基準は好みによると思いますが、私たちの文化のために人気の基準を新しく定義していただけたら」と視聴者へ言葉を絞り出した。これでデビュー組を含め、21人が残留することに決まった。
セミファイナルのミッションは、デビュー組の席を奪い合う1:1のバトル。デビュー組の7人はそれぞれに自信のある曲を1曲ずつ選び、挑戦組の14人は、デビュー組と一緒にそのステージを作り上げる。デビュー組1人に対し、挑戦できるのは2人。ユヨンはジウとハリ、ヒョンヒはミナミとジウン、ソンユはユンジョンとインへ、ユンソはヨンチェとへジュ、リウォンはジミンとヒョンソ、ボウンはスンジュとキム・スビン、チェウォンはテリムとミヒと対決することになった。
セミファイナル
第10話
挑戦権をめぐる熾烈な争い…そして一歩も譲れぬ1:1バトル開幕
セミファイナルでの1:1バトルには挑戦組の2人がどちらも参加できるわけではないことが告げられ、デビュー組に挑める7人を決めるために、挑戦組は7人ずつのチームに分かれて対決。EVERGLOW「DUN DUN」を披露するAチームとITZY「In the morning」を披露するBチームに分かれ、当日まで練習に練習を重ねていく。
セミファイナルは、デビュー組の7人による新曲「Surprise」の華やかなステージで幕開け。そしてついに1ラウンドの幕が開く。チームワークがよくパフォーマンスが安定しているAチームが優勢かと思われたが、Bチームは練習からダンスのシンクロ感を高めることに貢献していたへジュが、水車のように回転する大技を披露し、観客を沸かせる。勝敗は4人の担任の投票によって決められ、Aチームが282点、Bチームが356点でBチームが勝利した。これによりBチームのスンジュ、ミナミ、ジウ、テリム、ユンジョン、ヒョンソ、へジュが1:1バトルに参加できることに。Aチームのキム・スビン、ヨンチェ、ジミン、ジウン、インへ、ハリ、ミヒは惜しくも脱落候補の席へ移動していく。
いよいよデビュー組の席を奪い合う1:1バトルが開幕。勝敗は現場での観客投票で決まり、勝者が新たなデビュー組、敗者が脱落候補となる。最初の対戦カードは前回の投票で全校1位のチェウォンと、オンライン投票21位と残った生徒の中では最下位のテリム。ROSÉ「On The Ground」というチェウォンの高いボーカルスキルが生かされる曲で、ダンスを得意とするテリムは不利かと思われたが、練習を重ねて本番では力の抜けた美しい声を響かせる。結果は220点対155点でテリムが敗北したが、客席から彼女へ向けられた拍手がステージを温かく包み込んだ。
続いてはソンユとユンジョンの対決。リハーサルではユンジョンがミスを連発し、続けてソンユも喉のコンディションが悪くなってしまう。担任も不安な表情で見守る中、2人は(G)I-DLE「LION」を野性的にパフォーマンス。「I'm a Queen!」と相手を押しのけるように叫び、両者一歩も譲らぬ勝負を見せる。結果は186点対193点と僅差でユンジョンが勝利を収め、デビュー組の席をソンユから奪い取った。
第10話までに残っている21人をチェック!
1年生
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スビン
2009年6月13日生まれ。子役・モデル出身。明るくエネルギッシュなムードメーカー。
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スンジュ
2010年9月24日生まれ。最年少ながら確かな実力を持ち、ステージでは多彩な表情を見せる。
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ソンユ
2008年3月20日生まれ。フィギュアスケート経験者で、確かなダンススキルの持ち主。
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ボウン
2008年2月11日生まれ。ロールモデルはBLACKPINKのジェニ。
2年生
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ジミン
2007年11月25日生まれ。美しいビジュアルと長身、パワフルなボーカルが魅力。
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ミナミ
2006年11月29日生まれ。現在残っている唯一の日本人生徒。
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リウォン
2007年1月11日生まれ。幼少期から子役やモデルとして活躍。愛嬌たっぷり。
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ヨンチェ
2006年9月8日生まれ。「Décalcomanie」では圧倒的な歌唱力を見せた。
3年生
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ジウ
2005年10月24日生まれ。「放課後のときめき」のビジュアルモデルを務めた縁で番組に参加。
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ジウン
2005年9月12日生まれ。メインラッパーとして存在感を発揮する。ヒョンヒとは学校の同級生。
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テリム
2005年8月25日生まれ。圧倒的ダンススキルでほかの生徒へも親身にアドバイス。照れ屋な一面も。
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ヒョンヒ
2005年7月18日生まれ。全校1位に輝くほどの人気と、トレーナーに「カリスマ」と言わしめる実力を兼ね備える。
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ユンソ
2004年7月3日生まれ。SM、YG、FNCの元練習生。華やかな見た目とは裏腹に強烈なラップを繰り出す。
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ユンジョン
2005年4月20日生まれ。エネルギッシュなダンスマシーン。
4年生
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インヘ
2003年11月20日生まれ。ベビーフェイスからは考えられないパワフルなパフォーマンスで観客を魅了する。
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チェウォン
2003年6月4日生まれ。全校1位経験者。安定して高音を響かせる高いボーカルスキルを持つ。
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ハリ
1998年5月1日生まれ。元FNCの練習生で、参加者の中で最年長。最後の挑戦と決意してデビューを目指す。
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ヒョンソ
2001年6月25日生まれ。Bustersのメンバーとして活動していた。周りからもうらやまれる美貌の持ち主。
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へジュ
2003年12月9日生まれ。新体操の経験者で、4年生の中ではダンスのエース的存在。
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ミヒ
2000年8月24日生まれ。2学期の中間テストではオールラウンダーとして活躍した。
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ユヨン
2001年2月9日生まれ。梨花女子大に在籍しつつ、アイドルの夢をあきらめきれずチャレンジしたアイドルの原石。
2022年3月21日更新