HEROINES「ユビキリ ~この先も一緒に歩んで行こうね~」 PR

HEROINES|悲撃のヒロイン症候群とその姉妹グループ全員の思い込めたコンピアルバム

悲撃のヒロイン症候群とその姉妹グループであるMOBIUS、妄愛グラビティ、鵺(ぬえ)、ポンコツコンポのメンバーによるユニット・HEROINESがアルバム「ユビキリ ~この先も一緒に歩んで行こうね~」をリリースした。

2018年12月の結成以降、多く女性ファンからの支持を得て破竹の勢いで活動しているヒロシンを中心に、それぞれコンセプトが異なるアイドルグループが集まったHEROINES。アルバムには全メンバー24人で歌唱したタイトル曲「ユビキリ」と、各グループの個性豊かな楽曲が収められている。

音楽ナタリーでは悲撃のヒロイン症候群の蒼井叶、白雪姫乃、MOBIUSのそらのかなた。、いくら、妄愛グラビティの田中ぽん酢、麗あね、鵺の桂花、彩蓮、ポンコツコンポのまえのめり、美々乃らすくに集まってもらい、各グループの特徴やアルバムの楽曲について話を聞いた。

取材・文 / 近藤隼人 撮影 / 塚原孝顕

女の子に戦う勇気を与えたい

──まず各グループのコンセプトや、ほかの姉妹グループと比べての特徴を教えてもらえますか?

蒼井叶(悲撃のヒロイン症候群) 悲撃のヒロイン症候群はいじめにあっていたり、周りの目を気にして自分を出せなかったりしている子に、「自分のやりたいことをやっていいんだよ」というメッセージを伝えて、戦う勇気を与えたいという思いで日々活動しているグループです。

──ヒロシンのファンの約8割は女性だそうですが、その要因はどこにあると思いますか?

蒼井 ビジュアルだと思います。ヒロシンはかなり派手な見た目のメンバーが多くて、1人ひとりの個性が強いんですけど、世の中には濃いお化粧や個性的な格好をしたくても、勇気がなくてできない女の子がかなりいて。そういう子たちが私たちのことを見てファンになってくれるんだと思います。

白雪姫乃(悲撃のヒロイン症候群) 私と叶はもともと別のグループで活動していたんです。そのグループの活動が終了して、今後のことを考えていたときに、プロデューサーさんと新しいアイドルを作ろうという話になって。原宿のコーヒー屋さんでグループ名を決めるところから始めて、ただの“悲劇のヒロイン”じゃなくて、世の中に打ち勝つような名前にしたくて攻撃の“撃”の字を入れました。叶が言ったようにメンバーのルックスも濃い感じで、女の子から「こういう子たちになりたいな」と思われるような存在になろうと考えています。

左から悲撃のヒロイン症候群の白雪姫乃、蒼井叶。

──蒼井さんと白雪さんはYouTubeチャンネル「叶と姫乃」を開設していて、YouTuberとしても活動していますね。

蒼井 前のグループが全然人気がなかったので、同じことをやっても同じ結果になるんじゃないかと思ったし、少しでもいろんな人に興味を持ってもらって知名度を上げたかったんです。そしたら動画の再生数がいい感じに伸びて、YouTubeをきっかけにライブに来てくれる人が増えました。

──グループの中で2人はどういうポジションなんですか?

白雪 叶はマスコットみたいな存在ですね。髪も顔も服装も個性の塊で、こういうビジュアルのアイドルってあまりいないじゃないですか。かわいいし、中性的でもあるし、ステージ上でもかなり目立つんです。私たちのことをよく知らない人から「ヒロシンって髪が青いあの子がいるグループだよね」と言われるようなメンバーです。

蒼井 姫乃ちゃんもすごく目立っていると思います。ほかのメンバーはみんな髪色が派手な中、1人だけ黒髪なんですけど埋もれることがないんです。自己プロデュース力が高いんだと思います。

特にコンセプトのないMOBIUSと王道アイドルの妄愛グラビティ

──続いてMOBIUSの紹介をお願いします。

いくら(MOBIUS) 特徴は……あまりないのかな(笑)。コンセプトも特に定まってなくて。衣装が黒いのでクールなグループだと思われがちなんですけど、中身はそんなことなくて、ゲーマーとアニオタとNetflix好きしかいないんです。曲もハードな曲ばかりじゃなく、しっかり聴かせるミディアムナンバーもあって、いろんな面を見せられるグループですね。

そらのかなた。(MOBIUS) ライブとMCのギャップも特徴だと思います。

いくら MCに関しては日常会話みたいに素に近い感じで。最近はお客さんをピンポイントでいじることもあって、パフォーマンス以外の部分でも楽しんでもらえると思います。

──かなた。さんといくらさんのグループ内での役割は?

そらのかなた。 いくらはまとめ役で、MCで進行を担当しています。パフォーマンス面でもポテンシャルが高くて、みんなを引っ張ってくれています。

いくら かなたはツッコミが面白いです。ウケを狙っちゃうとつまらないんですけど、ナチュラルに出るツッコミがめちゃくちゃ面白くて。あと努力家だと思います。煽り担当で、最初は子犬が吠えてるみたいに弱々しかったんですが、そのあとめちゃくちゃ成長して頼もしくなりました。

左からMOBIUSのいくら、そらのかなた。。

──では次、妄愛グラビティのお二人お願いします。

麗あね(妄愛グラビティ) 妄愛グラビティは、ヒロシンさんの事務所が新たに開催したオーディション(「PrologueオーディションVol.1」)に合格したメンバー4人で構成されています。HEROINESの5組の中では王道系のアイドルグループで、曲もかわいらしいものが多いです。コールの参考動画をYouTubeに上げていることもあり、ライブではコールやミックスをやるお客さんが多くて盛り上がります。メンバーはおとなしい子ばかりなんですけど。

田中ぽん酢(妄愛グラビティ) その中でもあねちゃんは最年少なのもあって、妹のような存在です。日常生活でできないことが多々あるので、みんなで育てています(笑)。おっちょこちょいなところが多いんです。

 私自身はそんなことないと思ってるんですけど(笑)。田中ぽん酢も最年長なのにほかのメンバーから注意されることが多いんですよ。

田中 注意されるというか、メンバーの中で一番いじられることが多いですね(笑)。

左から妄愛グラビティの田中ぽん酢、麗あね。

妖怪の名前を冠した鵺とお笑いに近いポンコツコンポ

──鵺(ぬえ)は衣装から和の雰囲気が漂っていて、ここまで紹介してもらった3組とはまたイメージが違いますね。

彩蓮(鵺) 私たちは“鵺が歌う夜は恐ろしい”をコンセプトに活動しています。鵺は日本の妖怪で、それで私たちが歌う曲は和のテイストのものが多いです。

桂花(鵺) メンバーが全曲作詞をしているのも鵺の強みだと思います。音源ができあがった段階でメンバーそれぞれが作詞して、その中から実際に使われる歌詞が選ばれていくんです。

彩蓮 振り付けは桂花が担当していて、歌詞はそれ以外のメンバーで書いています。私は語彙力がないので言葉が浮かんでこなくて作詞するのは大変なんですが、自分たちで歌詞を書くことによって歌に感情を入れやすくなるんです。

──振り付けはどのように作っているんですか?

桂花 曲のイメージと歌詞を参考に、振り付けでどうやってその世界観を広げようかを考えています。インスピレーションっていうんですかね。降りてきたときに振りを付けています。曲によっては全然降りてこないときがあって、そういうときはかなり苦戦しますね。いろんなアイドルさんの振り付けを参考にしつつ、吸収したものを鵺らしく発信していくことが難しいところです。

──鵺に入る前にも振り付けを手がけた経験はあったんですか?

桂花 いえ、もともとダンスを習っていたわけでもないですし、独学で始めました。だからこそオリジナリティのある振り付けを考えられているのかなと思います。

左から鵺の桂花、彩蓮。

──5組目のポンコツコンポは、クールな雰囲気のヒロシンやMOBIUSとは逆というか、明るい雰囲気のビジュアルですよね。

まえのめり(ポンコツコンポ) ポンコツコンポはHEROINESの末っ子グループで、まだお披露目から4カ月くらいしか経ってないんです(取材は12月に実施)。オーディションを受けたときはどんなコンセプトのグループになるのかまったく知らなかったんですけど、アイドルという枠を超越した唯一無二の存在を目指していて、NGがないグループです。アー写などのビジュアルにもその雰囲気が表れていると思います。

美々乃らすく(ポンコツコンポ) お客さんにもNGがないんです。ダイブもモッシュもOKで、自由に盛り上がれる現場です。

まえの 私が煽りを担当することが多いんですが、ステージからフロアに降りることもありますし、ライブ中ずっと叫んでますね。自己紹介には寸劇を入れていて、MCも含めてすべてを作り込んでいるので、ライブの最初から最後まで楽しめると思います。曲中に変顔をすることもあるし、全身タイツを着てライブをしたこともあります。

左からポンコツコンポのまえのめり、美々乃らすく。

美々乃 エンタテイナーというか、アイドルというよりお笑いに近いかもしれないです。

まえの 私がボケで、それ以外のメンバー全員がツッコミです。

美々乃 1人で全員分のボケをやって、それにみんなでツッコむ感じです。