音楽ナタリー PowerPush - Doll☆Elements
うすた京介先生と、マスコットキャラを作ってみよう!
アイドルになった理由、マンガ家になった理由
うすた りかぴょんはどうですか? アイドルになったきっかけは?
外崎 私も、もともとすごいアイドル好きだったんです。小学2年生のときに「LOVEマシーン」を歌う後藤真希さんを観てモーニング娘。さんにハマって、家族でライブに行ったりして。でもその頃のアイドルは「テレビの世界の人」って感じだったので、なりたいとは思ってませんでした。高校に入ってから、同じ世代のAKB48さんが活躍しているのを見てすごく刺激されたんです。そのとき青森県に住んでて、オーディションとかに勝手に応募してたんですけど(笑)、上京することを親からすごく厳しく反対されて。でもアイドルになるってずっと決めてたんで、そのために東京の大学を受験して、上京してからやっとオーディションを受けて合格したんです。
うすた へえー! ちょっとこれ、面白いからみんなから聞きましょうか。
小泉 私は高1の頃に、スカウトされて別のグループで活動していたんですけど、そこが解散になっちゃって。アイドルへの夢をあきらめきれなくて、どるえれのオーディションを受けたんです。
──スカウトされる前からアイドルになろうと思ってたんですか?
小泉 芸能界には興味があったんですけど、私は歌がちょっと不得意だったんで(笑)、アイドルっていう道は自分の中ではあり得なかったんですよ。でも歌わせてもらえることになったら、それがきっかけになってがんばろうって思って、アイドルという道が開けました(笑)。
小森 私はお姉ちゃんが2人いるんですけど、そのお姉ちゃんがモーニング娘。さんにハマってて、私も好きになってアイドルになりたいと思いました。もともと人前に立つことが好きだったんですよ。あとダンスを10年間習ってたんで、それを何に生かせるかって思ったら、やっぱりアイドルじゃないかと。
うすた どういうダンスを習ってたんですか?
小森 ヒップホップです。「YO!」みたいな感じ(笑)。
小島 私は12歳の頃から子役事務所にいてずっと子役をやってて……。
うすた あー、今も子役みたいな顔してるもんね(笑)。
小島 あはは(笑)。で、小さい頃から子役をやってたから、芸能活動以外にすることが何もわかんなかったんですよ。でも、違うことにも挑戦してみたいなと思って、オーディション受けて、今ここにいさせていただいてます(笑)。
うすた すごいカッコいい! 俺も言ってみたいよね。「マンガ以外にすることがわからなかった」って(笑)。
権田 うすた先生がマンガ家になったきっかけってなんですか?
うすた あ、でもよく考えたら僕も、ちっちゃいときからマンガしか描いてなくて、自然と「マンガ家になるしかない」って決めてた。それで中学ぐらいから賞への投稿を始めて。高校のときに賞をもらったら、編集部の担当さんがついたんですよ。それまでは美大を目指して、すげえがんばって美術系の学校に通ってたんですけど、賞を獲ってからもう一切デッサンとかやんなくなりましたね。「あーもう俺マンガ家になるわ」って(笑)。
権田 ずっとマンガ一筋でのめり込んでいたんですか?
うすた そうですね。でも人には言わなかったですよ。なんか恥ずかしくて(笑)。
小泉 私もわかります。先生とはやってることの規模が全然違うんですけどね(笑)。
トゲトゲの肩パッドを物販で売ればいいんじゃないかな
うすた 1stアルバムよかったです。どっちかっていうと「Doll盤」のほうが一般の人向けで、「Elements盤」のほうがファン向けみたいな感じなんですね。
小森 はい。「Elements盤」はライブで披露している曲が中心で。
うすた 「Elements盤」がすごいよくて。あれ、ファン向けにしとくにはもったいですよ。
権田 ありがとうございます! 何か好きな曲とかありましたか?
うすた 「It's my turn」めっちゃよかったですね。誰が作ったんだろう。バンドの人が作った感じがする。
小泉 KIRINJIの弓木英梨乃さんっていう方が、作詞、作曲、アレンジまでしてくださって。
うすた マジですか。どうりで。「それだけできっと幸せ」も素晴らしいですね。
権田 ああ、まだ披露してない新曲です。
うすた 「Doll盤」はちょっとスローな感じの「君のヨロコビを包みたくて!」がよかったです。やっぱ曲いいですよ、どるえれさん。
どるえれ一同 ありがとうございます。
──アルバムもこれだけいいし、ステージパフォーマンスもすごくいいし、このクオリティが多くの人に知られれば、この先もっと大きな舞台に立てるだろうなと思いますよね。
うすた うん、本当です。知ってもらうにはどうしたらいいんですかね。でも今の状態でも、そこそこ売れるとは思いますよ。
権田 そこそこじゃなくてめっちゃ売れたいんです!(笑) さいたまスーパーアリーナを目指してるんです!
うすた じゃあ企画じゃない? なんか面白い企画。あ、そうだ。せっかく“Doll”なんだから、人形を売ればいいんじゃないの? あとドールに付けるパーツとか。ステージで着てる衣装と同じパーツを、その会場限定で売ったら面白いと思う。例えば、どるえれちゃんがなんかすげえトゲトゲの肩パッドでTIFに出たとして、TIFの物販でドール用の肩パッドが売られてるという(笑)。
権田 すごい発想ですね(笑)。ライブに通ってパーツを集めると、いろいろ着せ替えもできる、みたいな?
うすた そうそうそう。なんかこうコレクター心をくすぐるようなグッズがあったらいいのかなって。殺傷能力の高いやつにしよう。まあでも、それやったから人気が出るってもんじゃないよね(笑)。
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- ニューアルバム「私たちいつでも君の味方だよ Doll☆Elementsです!」 / 2014年10月1日発売 / Dreamusic
- Doll盤 [CD] / 2800円 / MUCD-1303
- Elements盤 [CD] / 2800円 / MUCD-1304
Doll盤収録曲
- Doll☆Elements ~Story~
- 君のコト守りたい! -Album Edit-
- 君のハートに解き放つ!-Album Edit-
- 君のヨロコビを包みたくて!
- BABY BABY
- 恋してマカロン
- スキなの?!キライなの?!
- スーパー×2 ビューティフォー -Album Edit-
- 君のネガイ叶えたい!
- BAD GIRL!!
- 君のトナリで踊りたい!
- キラキラ☆シャイニー -Album Edit-
Elements盤収録曲
- Doll☆Elements ~It’s showtime~
- I will be・・・
- Double
- Judgment
- It's my turn
- それだけできっと幸せ
- Let's get love
- 信じるって決めたはずなのに
- 大好きだから
- with you...
- 君は100点
- そしてI love you…
- Doll☆Elements 6thワンマンライブ 「私たちいつでも君の味方だよ Doll☆Elementsです!」
- 2014年9月21日(日)東京都 TSUTAYA O-WEST
- 2014年11月12日(水)宮城県 仙台MACANA
- 2014年11月15日(土)大阪府 梅田Zeela
- 2014年11月23日(日)愛知県 HeartLand STUDIO
Doll☆Elements(ドールエレメンツ)
権田夏海、外崎梨香、小島瑠那、小森ゆきの、小泉遥の5人からなるグループアイドルユニット。2013年7月に「君のハートに解き放つ!」でメジャーデビューする。コンセプトは「お人形」と「変身」。着せ替え人形のようなビジュアルで「カワイイ」を追求している。2014年5月11日には東京・UNITでのワンマンライブを開催し、6月から東京・UDXシアターにて3カ月連続でファン感謝ライブイベント「どる☆フェス」を実施。9月には東京・TSUTAYA O-WESTでのワンマンライブも決定している。10月1日には初のアルバム「私たちいつでも君の味方だよ Doll☆Elementsです!」の「Doll盤」「Elements盤」を2タイトル同時発売する。
うすた京介(ウスタキョウスケ)
1974年5月25日に愛知県で生まれ、熊本県合志市で育つ。1990年に雑誌「週刊少年ジャンプ」の「第2回GAGキング」で特別賞を受賞してマンガ家デビューを果たし、1995年に「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん」の連載を開始。シュールなギャグと個性的なタッチで一世を風靡する。2000年に同誌でスタートした「ピューと吹く!ジャガー」は10年間にわたって連載され、2007年にはアニメ化、2008年には要潤主演で実写映画化された。ロックなどの音楽好きとして知られ、近年はアイドルへの造詣も深い。