音楽ナタリー Power Push - CHEERZ
「CHEERZ」ランキング上位入賞記念インタビュー Vol.04 私たち夢に向かって邁進中です!
メンバーみんなで応援する「CHEERZ」
──2人はいつ頃から「CHEERZ」を始めたんでしょう?
青山玲奈 私はサービスが開始された昨年12月からずっとやってます。一応皆勤賞です。
──皆勤賞って毎日投稿するってことですよね? 大変じゃなかったですか?
青山 もう日課になっちゃってて。投稿しないと逆に落ち着かないくらいです。ちょっとスマホがないと不安になっちゃうくらいで(笑)。
坂元由奈 私は今年の3月頃なので半年くらいですね。私も皆勤賞狙ってたんですけど風邪をひいたときに1日休んでしまって、心が折れました(笑)。でも、やっぱり毎日やってると欠かせなくなりますね。私も日課です。
──ほかのアイドルの投稿も気になります?
青山 すごい見てます。参考にさせてもらって試行錯誤しながら私も投稿してます。
坂元 私はdropのメンバーさんが好きで、よく大場はるかさんの投稿をチェックしてます。あとはFES☆TIVEのメンバーがランキングに挑戦してるときは私からもCHEERして応援してます。
──同じグループのメンバーの投稿も気になる?
青山 はい。やっぱりがんばってると応援したくなりますし、少しでも結果を残してほしくなりますよね。だからファンの皆さんにも呼びかけたりしてます。
──グループの場合は団体戦のような感じになりますよね。
坂元 そうですね。メンバーにもチャンスがあればがんばってほしいので。ほかのメンバーみんなで応援してます。
フラップの顔になりたいと思っていた
──青山さんはフラップガールズスクールの1期生ですが、もう初期メンバーは青山さんしか残ってないんですね。
青山 そうなんです。当初は私を含めて15人くらいいたんですけどついに1人になっちゃいました(笑)。今年で4年目になりますね。
──ここまでの道のりは長かったですか?
青山 短いような長いような。今は卒業していったメンバーの夢を私が受け継いで叶えなきゃいけないんだって思いながら活動してます。
──同期のメンバーが次々と辞めていく中、青山さんだけはなぜ残って活動しようと思ったのでしょう?
青山 むしろみんなが辞めていってしまうから私だけは残ろうって思ったというか。もともと入った当初から私はフラップの顔になりたいって思っていて、メンバーが辞めていってしまうことは寂しかったけど、人数が減っていくことで逆に責任感が芽生えてきました。今はリーダーをやらせてもらってますし、上に立つことでいいプレッシャーも感じてます。だから逆においしいのかなって思うようにしてます(笑)。
──一瞬でも辞めたいと思ったことは?
青山 私、けっこうメンタルが弱いところがあるのでメンバーが卒業するたびに多少は思いますね。単純にこんなにメンバーが減ってしまってグループとして大丈夫かなって思ったり、不安になったりすることも多いので。でも2期生、3期生も入ってきてくれましたし、ファンの皆さんも支えてくださるので辞めたいとは思ってません。
──ここまで残っていたらメンタルは弱くないと思いますよ。
青山 私たち、レッスンを全部公開するオープンスクールっていうのをやってるんですけど、最初の頃はずっと泣いてましたもん。先生から怒られてるところも全部ファンの人に観られていて、それで鍛えられたというのはありますね。
もうフレッシュさを売りにする時期ではない
──本来楽しいはずのアイドルの現場なのに、フラップのレッスンは本当にシビアで楽しいことばかりじゃないから観てるほうもハラハラしますよね。なんなら最初から最後までずっと怒鳴られてるくらいで(笑)。
青山 それもあって最近はもう少しエンタテインメントとして楽しめる要素も入れてます。重たい空気になったときは場の雰囲気を変えるような演出を入れてみたり、ちょっとずつ変化も見せていきたいなと。
──リアルな部分と演出の部分を混在させていくと?
青山 もう3年以上リアルなレッスンを行ってきて、ぼちぼち違う試みをやってみたくなったというか。そのときの状況に応じていくつかパターンがあるんですけど、ケースバイケースに対応した演出を入れていこうと思ってます。
──フラップの一番の魅力ってなんですか?
青山 やっぱり黒澤(直也)先生が作る楽曲ですね。黒澤先生は歌詞の中で私たちのことを書いてくださることが多くて。そうなりたいと思える自分の理想があるんです。「つぼみ」という曲の歌詞では私自身すごく勇気付けられましたし、「面舵イッパイ!」では絶対に前に進んでいこうって思いました。歌詞の中にあるような人物にならなきゃと逆にプレッシャーになるときもあったんですけど、それだけ私たちのことをちゃんと見てくれているのはすごくうれしいことです。
──メンバーが減ってしまったことは悲しいですが、今の5人体制がすごくしっくりきてるような気がします。精鋭部隊というか。
青山 ここまでの道のりが長かったですからね。残っているメンバーとの絆もすごく深いですしファンの皆さんも温かいので。でももっと客観的に自分たちのパフォーマンスを観られるようになりたいです。ここからが勝負だと思ってます。もうフレッシュさを売りにする時期でもないと思うので、中堅どころのグループとしてクオリティの高いパフォーマンスを見せていきたいです。
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- アイドル応援アプリ「CHEERZ」
「CHEERZ」はアイドルが投稿した写真に対して「CHEER=応援」することでランキングが変動するアプリ。順位によってさまざまな特典が参加アイドルに与えられる。現在参加アイドルは400人以上で、今後も続々と増える予定。
フラップガールズスクール
青山玲奈、横山未蘭、道江幸子、佐藤優香、坂本マリアの5人からなるアイドルユニット。2012年に結成し「全レッスン公開型アイドルユニット」として、すべてのレッスンをファンに公開するというコンセプトで活動を始める。2014年1月に1stシングル「つぼみ」をリリースし、以降もシングル作品として「面舵イッパイ!」「羽ばたけ翼」を発表。2015年8月には夏ソング「サマーデイズDANCE」を発売した。
FES☆TIVE(フェスティブ)
鈴木みつき、坂元由奈、椎名あかり、青葉ひなり、桃原ひよ、鈴木ことね、横井ほなみ、汐咲玲亜の8人からなるアイドルユニット。2013年3月に日本を元気にするために“お祭り系アイドル”として結成。2014年には「土浦キララまつり」、2015年には「さっぽろ雪まつり」に出演しライブを繰り広げる。同年5月には徳間ジャパンコミュニケーションズよりシングル「お祭りヒーロー」でメジャーデビューした。