年末ということなんで暴露しちゃおうと

──定期的に行われている虎ノ門道場ですが、皆さんこれまでにいろんなことに挑戦してますよね。ここではいくつか気になるエピソードを振り返ってみたいと思います。まずは7月21日の第3回「曲振りが一番うまいのは誰だ稽古」から。

高見　ここで初めて、りおトン（渡邊）の曲振りが生まれたんですよ。

渡邊　この稽古は私が優勝して、私の曲振りが定番になったんです。すごく責任重大で……。その言葉が「それでは聴いてください。ベイビーレイズ、始まりの曲。ベイビーレイズで『ベイビーレイズ』！」。

──ああ、今も「ベイビーレイズ」を歌う前に必ず言ってますもんね。

渡邊　はい。でも実はこれ、私たちが「アイドル横丁」のイベントに出たとき、アイドリング!!!の菊地あみみパイセン（菊地亜美）が「ベイビーレイズ始まりの曲。ベイビーレイズで『ベイビーレイズ』」って言っていたのをちょっと借りようと思ったんです。

大矢　パクったんですね（笑）。

高見　ええっ!? 今初めて聞いた！

──初めて真実が明かされたと（笑）。

渡邊　そうなんですよ。もう年末ということなんで暴露しちゃおうと。

一同　あははは（笑）。

萌え女王、粉吹き女王

──8月21日の第8回では「萌えセリフをしっかり言えるか稽古」を行いました。

高見　これはもうでんちゃんの回。でんちゃんが主役でした。

大矢　すごかったね。

林　“萌え”界のプロです。

──じっくり聞きましょうか、その話を（笑）。

渡邊　でんちゃんの萌えセリフはアニメの世界に勝るとも劣らない感じで、ものすごいんですよ。その言葉を聞いたら心に突き刺さったまま抜けない感じで。

傳谷　いやいや、でも当日は自分で考えたセリフは全然ダメで。愛夏が「これやったらいいんじゃない？」って候補を3個くれて、その中の1つを言ったら会場が盛り上がって、気付いたら1位になっちゃったんです。

高見　とにかく言い方が上手なんですよ。

大矢　でんちゃんが萌えセリフを言ったあと、客席からピンクのオーラが出てるんです。

林　もうお客さんの目がね。

大矢　そう。そのあとに、なおすけと私が萌えセリフを言うと途中からクスクスって笑い声が聞こえんだよね。絶対おかしいでしょ！

──まあまあ（笑）。そういえば第8回では「変顔稽古」も行ったんですよね。

林　ああ、ありましたね！

傳谷　1位は誰だっけ？

大矢　なおすけじゃない？

高見　私は特技に「変顔」って書くくらいですから。まあたまに限度を超えちゃうときがあって。

林　「そこまでやるか！」ってとき、あるよね（笑）。

大矢　「変顔稽古」から最下位の罰ゲームとして、青汁の粉を口に含むことになったんです。このときはでんちゃんが最下位で、メンバーも焦るくらいにむせちゃって。

傳谷　あそこで「青汁の粉は吐くものだ」ってことを覚えました。

大矢　でんちゃん、真面目だから青汁の粉を全部飲み込もうとしたんです。

傳谷　無理やり飲み込んだら全部喉にこびりついて、息できなくなっちゃって。そのあとは大変でした。でもうちの高見さんは粉吹き女王なんですよ。

高見　「変顔稽古」で優勝したんですけど、リコピン（大矢）から「やってみる？」って振られて。

大矢　ひそかに練習してたんですよ、この子（笑）。

高見　その結果、上手に粉を吹けました！

渡邊　でんちゃんが萌え女王なら、なおすけは粉吹き女王だね。

一同　あははは（笑）。

2013年は個々の力をレベルアップさせたい

──2012年も残りわずかということで、皆さん1人ずつ2013年の目標を訊かせてください。

大矢　2013年はZeppツアーが目標で、いろんな地方に行ってベイビーレイズのことを知っていただきたいです。ベイビーレイズは2014年に武道館でワンマンライブをするという大きな目標があるんですけど、そこに大勢のトラガーさんに集まってもらえるよう、来年は全国を回りたいです。

傳谷　2014年の武道館まで、実はもう2年切ってるんですよね。だからその前に、2013年は個々の力をもっと付けて、私たちの名前をもっと知っていただきたいです。武道館の前に踏まなきゃいけないステージはまだたくさんあると思うし、そこに向けてもどんどんレベルアップしていきたいなと思います。

高見　うん。個々のスキルを上げつつ、個人の活動ももっとたくさんこなして、皆さんに親しみを持っていただけるようなアイドルになりたいです。そして2013年の紅白歌合戦に出たい！

一同　おおおお！

渡邊　ベイビーレイズはまだ音楽番組にほとんど出たことがなくて。だからMステだとか、なおすけが言った紅白歌合戦だとか、そういう番組に出ることができるようなグループになりたいです。

──いい目標ですね。それでは最後は愛夏ちゃんに締めてもらいましょう。

林　はい。2013年の目標は、ベイビーレイズの曲を流したら「あ、これベイビーレイズだ」って誰からも言ってもらえるくらい知名度を上げたいと思っていて。そのためにはとにかくたくさんの人に曲を聴いてもらって、ベイビーレイズというグループがいるんだっていうことに気付いてほしいです。