白象王
ハクゾウオウ
上映時間:80分 / 製作:1940年(タイ)
解説 第二次世界大戦の抗日“自由タイ運動“などで知られる、タイ史に残る政治家P・パノムヨンが製作・脚本を担当し、実現した珍しい英語映画。16世紀のタイ。アユタヤ朝の偉大なる王、チャクラーは戦の準備を進める隣国に対する防備のため、365頭の象を捕らえさせた。そのなかに王国の吉祥とされる一頭の白い象がいることを知ったチャクラー王は、象章の国旗を作らせる。やがて隣国との戦争が勃発。チャクラー王は単身、隣国の王と象上での一騎打ちに挑む……。タイ・アユタヤ朝史において実際にあったエピソードをもとにしており、戦前のタイ映画として唯一完全な形で残っている貴重な作品(アメリカの議会図書館で発見され、日本のフィルムセンターが修復作業を担当)でもある。
スタッフ |
監督:サン・ワスターン |
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キャスト |