19世紀末、産業革命が進む中、着実に勢力を拡大し栄華を極めたイギリスでは、古くから根付く階級制度により、人間同士の差別が生まれていた。当たり前のように特権を享受する貴族。明日の暮らしもままならないアンダークラス。人々は生まれながらに決められた階級に縛られて生きている。
主人公のウィリアム・ジェームズ・モリアーティは、そんな腐敗した階級制度を打ち砕き理想の国を作るべく、数学教師と私立相談役という表の顔を持ちながら、裏では悪に罰を与える“犯罪相談役(クライムコンサルタント)”として暗躍していた。非凡な頭脳とカリスマ性を持つウィリアムは、モリアーティ家の長男・アルバート、三男のルイスとともに犯罪による革命を目指し動き出す。
モリアーティ陣営
- ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ(CV:斉藤壮馬)
- モリアーティ家の次男。幼い頃から博学で、現在は数学教授と私立相談役を兼業している。さらに、腐敗した階級制度を打ち砕くため「犯罪相談役(クライムコンサルタント)」という裏の顔を持つ。
- アルバート・ジェームズ・モリアーティ(CV:佐藤拓也)
- モリアーティ家の長男。孤児であったウィリアムとルイスを養子として迎え入れた。伯爵位を継いだ現在は陸軍に所属しており、自身の立場を利用してウィリアムの計画をほう助している。
2021年6月9日更新