まずはルーチンワークとして来店ポイント1ptゲット。さて、昨日までの累計使用ポイントが19690ptか。ポイント使用還元についてのページをちゃんと読むと、「累計使用ポイントは毎週金曜日の0時と月曜日の0時にリセットされる」と書いてある。今日中に310pt使って累計20000ptになれば2500pt還元、使わなければ累計はリセット。これは使うしかないでしょう。

今日はこの「310ptを使って累計20000pt達成」だけを目標にしてみるのもいいかもしれない。単行本1～3冊程度でちょうどいい作品を探そう。詳細検索機能を使うと配信巻数でも絞り込みが可能なので、既刊3巻以下のものを探してみた。あっ、「恋は雨上がりのように」の眉月じゅんの新作があるじゃないか。

さっそく読んでみた。既刊2巻（以下続刊）だけど、まず1巻だけ買う。「恋は雨上がりのように」はさわやかな青春物語だったけど、「九龍ジェネリックロマンス」は、香港にある不動産屋で働く2人の大人の恋愛もの。舞台になってる九龍城砦の雑多な感じもいいし、出てくるご飯が美味しそう。いいマンガだ。

でも1巻でちょっとだけ出てくる、人類の新天地・ジェネリック地球（テラ）っていうSFっぽい要素だけなんか浮いてるな、とか思いながら読んでたら、これは……たまにある「1巻のラストが物語の本当の始まり」系のマンガ……！ 2巻を即買いせざるを得なかった。すぐ続きが買えるのが電子のいいところだ。さらに3巻以降の新刊が出たらすぐ読みたいので、「新刊自動購入」という機能でこの作品を登録しておいた。

「九龍ジェネリックロマンス」2冊で1040pt消費。そのうち1冊はサンデークーポンを使用したので57ptバック。この日の目標だった累計20000ptも達成し、ポイント還元2500ptも獲得。
そして結局、昔マンガ喫茶で読んだだけの「恋は雨上がりのように」が再読したくなり、新作が面白かったご祝儀だ！という気持ちで全10巻購入。5500pt消費。だけどさっき2500ptもらえたんだから、実質3000ptじゃない？という大きな気持ちになれるので、ポイント還元は本当にありがたい。

来店ポイント1pt獲得。今日は何を読もうか。「初めての方へ」というページを見ていると「まんが王国で火がついて再販、単行本化された作品も」という文言とともに、いくつかのマンガが並んでいた。そうか、「かんかん橋をわたって」「親なるもの断崖」は、少し前にエグいバナーがきっかけに流行って、「久保ミツロウ・能町みね子のオールナイトニッポン」でも話題になっていたけど、あれはまんが王国のバナーだったのか。自分は別のサイトで読んだことがあるけど、たしかにエグいだけではない面白さがあった。ここで紹介されているラインナップなら間違いないだろう、ということで、ドラマ化もされた「37.5℃の涙」を読んでみることに。

病児保育士・桃子を主人公に、さまざまな事情を抱える家庭との関わりを描く作品で、ベタな言葉を使えば「考えさせられる」。なんせ第1話のサブタイトルが「病気の子供を置いて仕事に行くのは母親失格か？」だ。子供は母親だけではなく、家族で、そして社会で、いろんな人の協力を得ながら育てましょう、というメッセージを感じた。「自分の子供は自分で面倒を見ないといけない」という考えに囚われている人におすすめ。現実にはこんなに上手くいかないだろう、と思うこともなくはないけど、子供に最悪の事態が訪れて後味が悪くなるよりはいいと思う。

既刊19巻（以下続刊）購入で7980pt消費。月曜になったので累計使用ポイントはいったんリセットされたが、ここで5000pt以上のポイントを使用したことで、また1000ptを獲得できた。

これまでの4日間「まんが王国」を使ってみた感想としては、「途中まで読んでた『ザ・ファブル』が完結したんだ」とか「眉月じゅんの新作が出てるんだ」という流れでマンガを買うという使い方ももちろん楽しかったけど、これまでの自分では読まなかったであろう「金瓶梅」や「37.5℃の涙」のような作品と出会うという経験は新鮮でよかった。まんが王国は、これまでに挙げた試し読みなどのほかにも、特集ページでマンガを紹介していたり、7月からTOKYO FMで「世界はまんがで出来ている！」というラジオ番組を始めたりと、利用者が新しいマンガと出会うことに力を入れている印象がある。

初日に30000ptしか買ってないはずなのだが、昨日までにそれを超える34210ptも使っているうえ、まだ7941pt残っている。いや、今日の来店ポイント1ptも加えて7942ptか。そして今日、火曜は「ランチタイムクーポン」というものも配布された。

さて夏休みの最終日も、いつもなら読まない作品を読みたい。初日に読んだ、女性向けの「金瓶梅」が面白かったこともあり、「女性漫画」のランキングを見てみる。その中で気になったのがこれだ。

「このマンガがすごい！2018」オンナ編で第2位、第44回講談社漫画賞の一般部門受賞など、高い評価を受けていることは知っているが、内容は知らなかった。まずランチタイムクーポンを使用し、1巻を読む。600pt消費し、60pt獲得。1巻を読むと「実家で居場所がなくなった80歳のベテラン作家・まり子がネットカフェで暮らし始める」というストーリーで、社会問題系の話かな……と思ったが、1巻ラストでまり子はかつて憧れていた男性と同棲を始める。

じゃあ恋愛系の話なのか？と思いきや、友達のおばあちゃんが格闘ゲームのプレイヤーとしてSNSで大人気になったり、まり子と仲間たちで文芸誌を立ち上げたり、町おこしをすることになったり……と話がジェットコースターのように進んでいく。「金瓶梅」もそうだったが、「早く次の巻を読みたい」という作品と電子書籍の相性は最高。2巻～最新13巻まですべて購入し、7200pt消費。7942ptという状態から、「傘寿まり子」13冊7800pt使ったのでほぼ使い切った……と思いきや、累計ポイントも10000ptを超えたので、還元で1500pt獲得。やっぱりこれ、使い切るの無理じゃない？

というわけで夏休み終了。初日に購入したのは30000ptだが、貰ったポイントも合わせると5日間で42010pt使用し、まだ1702pt余っている。読んだ本の数は無料試し読み5冊を含めて92冊だ。電子書籍のお手軽さに加え、新しいマンガを知る手段もたくさんあって、さらには買えば買うほどお得になるポイントもある。とにかくマンガを大量に読みたいという人には向いているサイトではないだろうか。余ったポイントの使い道を探すうちに、またポイントを購入することになるのだろう。夏休みに限らず、普通の土日も自宅にいることが多くなり、暇な時間が増えた昨今。そんなときにまんが王国があれば、お得にマンガを読めそうだ。