劇団ひとりが監督デビュー、自著「青天の霹靂」映画化

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劇団ひとりが自らの書き下ろし小説「青天の霹靂」(幻冬舎)を映画化し、監督デビューすることが決定した。

劇団ひとり

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同小説は「陰日向に咲く」に続く2作目となるヒット作。2010年に発売され、来月8月1日には文庫化も予定されている。今回の監督デビューにひとりは「まさに青天の霹靂でございます」とコメント。原作発売当時より本人から映画化への思いを聞いていた川村元気プロデューサーは、「劇団ひとりの1人舞台の演出の緻密さを見て、この人は絶対に映画監督ができると思った」として監督抜擢を決断したという。ストーリーは、天涯孤独で売れないマジシャンが、自分の生まれる前である40年前の浅草にタイムスリップし、若き日の両親と出会いながら自分の出生の秘密を知るという話。主人公・晴夫の父である轟正太郎役を自ら演じる。主人公を演じるのは大泉洋、ヒロインは柴咲コウ。大泉は多忙なスケジュールの合間でマジック練習を開始しており、「これがあまりにも難しく、なんとか役をマジシャンからコメディアンに変えてもらえないかと日々頼んでおります(笑)」と語っている。

撮影は来月8月からスタートする予定で、完成は12月ごろの見込み。公開は来年2014年予定となっている。映画監督・川島というまた新たな才能がお目見えする日をお楽しみに。

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