観客投票結果発表、徳井＆藤原判定イケメン芸人ライブ

昨日2月14日、新宿・ルミネtheよしもとにて「YOSHIMOTOライブスペシャル『チョコレート（ハート）グラフ』」が開催された。

このライブでは、チュートリアル福田司会のもと、吉本芸人たちの真のイケメン度合いを判定。イケメン度は、横軸が見た目イケメン度、縦軸が中身イケメン度を示す“チョコレート（ハート）グラフ”で、選別する。

会場はこの画期的なイベントを一目見ようと満席となっており、オープニングで福田から「バレンタインですよ！ みなさん、何してるんですか!?」とツッコまれると爆笑。続いてアドバイザーとして、吉本男前ランキング殿堂入りのチュートリアル徳井とライセンス藤原が登場すると、大きな黄色い声援が上がった。まずは徳井と藤原の座標を決めるべく、徳井と藤原が「藤原ハンサムは」「いやいや徳井ハンサムも」などと話し合う。体の衰えを福田に指摘された徳井だったが、「このムチムチイエローキャブボディを求める人もいる」と主張し、イケメン座標MAXの位置に。続いて「楽屋で喋らないランキングがあったら1位」と自称した藤原が徳井の少し下となった。

ここに参戦したのが、NON STYLE井上、とろサーモン村田、ソラシド、フルーツポンチ村上、トレンディエンジェル、ラフ・コントロール、エリートヤンキー、ロシアンモンキー。まずは既婚者のロシモンが一番中間ではないかということで、ロシモンと福田が軸の中心に。そして第一印象で、ベイビーギャング北見が徳井と並ぶイケメン度で内面は中間、「かわいい女子って国宝だと思ってますよ」と発言し観客から一斉に無視された村上は見た目が中間で内面がブサイク寄り、「藤原さんと似てる感じする」とイケメンを主張したソラシド本坊は、徳井から「全然違う。藤原は笑顔めっちゃかわいいもん。baseの頃から目合わせられなかった」と全否定され、内面はイケメンながらも見た目はブサイクに位置付けされた。

続いて「男前エピソード」で度数を上げるべく各自アピール。内面がブサイクに位置されたエリートヤンキー西島は、「モデルにスカウトされたことがある」「東京外国語大学を出ている」と、内面・見た目両側から攻めた。これには徳井、藤原両イケメンも「おお」と関心を寄せたが、この時点で内面・見た目両方MAXブサイクに位置づけられていた井上が「大学でいうなら徳井さんなんて」と徳井を引きずり下ろす作戦に。「やかましいわ！」と否定した徳井だったが、周囲から「マンガみたいな大学の名前」「正門前が狭い」など言われてしまい、徳井のイケメン度は少し下がってしまった。

その後、村上の「ジンジャーエールはマジ辛口しか飲まない。服は素材で選ぶ。趣味は月光浴」、ソラシド水口の「人に好かれてないって言われるけど霊にめっちゃ好かれる」などのアピールが続き、度数が変動。トレンディエンジェルたかしは、大好きなメイドカフェの女の子にTHE MANZAI認定漫才師のバッヂをプレゼントしたという話を。その女の子から「大事なものなんじゃないの？」と言われたたかしは「来年取りにいけばいいじゃん」と返答。これには観客からも「おお」という声が上がったが、ご意見番の吉本新喜劇・国崎恵美が「親の金やないか！」と暴露すると、今度は観客から悲鳴が。実家暮らしのたかしは親からお小遣いをもらっており、これにまったく悪びれないたかしは座標の圏外に飛ばされてしまった。

そのほか、高校に5年通ったラフ・コントロール森木による“高4の夏の夜”の男らしい告白エピソード、ベイビーギャング・りんたろーが最近実際に行った、まるでおばあちゃん向けの告白、「モテ期が止らない」という相方・北見がこの日実践しようと思っている彼女とのデートプランなど、さまざまなイケメンエピソードも。さらにソラシド本坊からは「スーツでバラの花束を持って彼女の家に行ったら警察がいて……」という話や、チャットモンチーの替え歌で作った理想の彼女像などの話が飛び出したが、いずれも全員首をかしげる謎の話ばかり。途中、本坊の話の合間に訪れた恐怖の静寂に、井上が急遽舞台に飛び出しイケメンポーズをとるという危機一髪な場面もあり、これにはほかの出演者たちも「危なかった！」「男前！」と井上を座標軸の中に復活させた。

この日観客は入場時にメルティーキッスやFranなどのチョコレート菓子を1箱プレゼントされており、このライブを見てイケメンだと思った芸人に、終演後その小分けのチョコレートで自由に投票。結果は井上が439個でダントツの1位、続いて本坊が95個、森木が88個、村上が87個、ラフ・コントロール重岡が84個、最下位はたかしで3個という結果になった。全員の結果は、ルミネtheよしもとのブログなどで今後発表されるのでチェックしてみよう。