これはNHKのとある番組の企画として行われるもの。1日目から4日目までは約40km、5日目、6日目には合わせて約86.4kmというコースが設定され、ここまでの合計タイムで順位が決まる。「レースの話を聞いたのは1カ月半前で、9月から本格的なトレーニングを始めた。自分の中でとても大きなチャレンジ。万全の状態で臨みたい」というワッキー。人生初のフルマラソンは2009年の東京マラソンで、このときは5時間オーバーの記録で完走している。「40歳の節目でモヤモヤしていた。スポーツが好きで鍛えていたこともある。これこそチャレンジ」と真剣に意気込みを明かした。
サハラ砂漠レースが普通のマラソンと違う点として「10kgを超えるリュックを担いで走る」ことを挙げたワッキーは「本番の荷物を軽く感じるため、トレーニングでは負荷を多めにかけている」と、トレーナーとともに行なっている練習内容について公表。「1日で17、8km走ることもあるが、40km以上を連続で走ったことはない。アスファルトしか走っていないのも不安」と心配なポイントも明かした。
「いちばん最初に相談したのは仲のいい品川庄司の庄司」というワッキーは、相方・ヒデの反応について「『絶対いいでしょう! やるしかないでしょう!』と言われたが、完全に他人事(笑)。『エジプトから帰ってきてカリッカリに細くなって目だけギラギラしてつまんなくなってんじゃねーか?』と言っていた」と報告。また「初めて嫁に仕事をやるやらないの相談をした。嫁は身体的なものやギャラ的なものを懸念していた(笑)けど『そこはギャラ的なものじゃないんだよね』と熱く語った」と、家族の理解を得たことを明かした。
「エジプトでギャグをやるかどうかわからない。普通に暮らしていたら思い浮かばないものが、極限状態だったらどうなるのか、というのは楽しみ」と語るワッキー。記者から先輩・間寛平の名前を出されると「寛平さんに勝つ、とかはまったく意識していない。マラソンが苦手な自分はハードルを低くして、とにかく完走すること」とあくまで控え目な様子を見せる。なおワッキーは「いい機会なので」と、このレース挑戦をきっかけに丸刈りの坊主頭にしており「もう頭が薄く、これまでの髪型を保持するのは難しい。坊主にしてみたら想像よりもハゲていた(笑)」と話した。こめかみの上に細いラインが入っているが、これもオシャレではなく「こうハゲている」とのことだ。
「リアイアの恐怖は?」という質問には「絶対にリタイアはしちゃいけない! リタイアするなら遭難したほうが面白い(笑)。精神的な限界では絶対リタイアしないつもり」と持論を展開したワッキー。日本を出発する日が1人息子の誕生日ということで「諦めずに走って、子供に『辛いときでもパパは諦めなかった』と思ってくれるよう、立派なパパ像を見せたい」と目標を掲げ「自分の人生で一番過酷な1週間になると思う。下がりきった好感度を上げたいですね(笑)」と誓った。
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