ジャックナイフを取り戻せ、ガラパゴス芸人がヒットの法則紹介

2012年6月28日 12:00 41 1 お笑いナタリー編集部

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明日6月29日（金）深夜、「千原ジュニア＆サバンナ高橋のそれでいいのか!? 日本人珍種発見！ガラパゴス」（ABC）が放送される。

番組では、サバンナ高橋が尖った個性をなくした千原ジュニアに「あの頃の“ジャックナイフ”を取り戻してください！」と直訴。独自の進化を遂げた個性派芸人たち“ガラパゴス芸人”のサバンナ八木、ザ・プラン9・ヤナギブソン、ダイアン、天津とともに、各業界で唯一無二の個性を放つ“ガラパゴス”を紹介し、メジャー芸能人のジュニア、眞鍋かをりに強引にオススメしていく。

まず、ヤナギブソンがリポートするのは「ビール業界のガラパゴス」。キリン、アサヒ、サントリー、サッポロの大手4社が売り上げシェアのほとんどを占めるこの業界で、「神戸居留地」というブランドビールに注目する。大阪市内の酒店ではあまり見かけないが、郊外のスーパーなどを中心に「掟破りのヒットの法則」で売り上げを伸ばしているという。商品は、ノンアルコールビールだが78円と激安。しかし、他社のヒット銘柄をほうふつとさせる商品名、どこかで見たことのあるようなパッケージデザインが気になったヤナギブソンは開発担当者を直撃する。

「コンビニ業界のガラパゴス」は天津がリポート。和歌山県や愛媛県に10数軒だけという超ローカルな店ながら「男の娯楽がぎっしり詰まったコンビニ」として地元で愛されている「ナイトショップいしづち」に向かう。天津は、コンビニとは思えない筆書き文字の看板、個性的すぎるフクロウのキャラクターに絶句。だが、普通のコンビニではあり得ないほど充実した品揃えのとあるコーナーを発見するや、天津・木村は「駆け足で近づきたい！」と目の色を変えて大興奮する。さらに別の店舗も直撃した天津は、ひたすら“男性の欲望”を満たすべく各店が情熱を注いだユニークな品揃えに感激。ジュニアも「俺、この店やりたい！」と思わず身を乗り出す。

ダイアンが体当たりで体験するのは「レジャー業界のガラパゴス」こと那須サファリパーク。ジュニアが「ここは素晴らしい！絶対に行く！」とすでに虜になっている。動物たちが放し飼いにされた園内を車で巡るというシステムは他のサファリパークと同じ。だが、園内の巡回用にレンタルされている車が、事故にでも巻き込まれたかのようにボロボロに傷ついているさまを目の当たりにしたダイアンは「どういうこと!?」と一抹の不安を覚える。この後、予想を遥かに超えた園内のすさまじさにダイアンが絶叫。「あんなものはめったに見られません！」と興奮気味に語る2人が目にしたものとは。

メジャーを追い求める日本人の価値観に一石を投じるこのバラエティ。人々をひきつけてやまない独自進化を遂げたものを、芸人たちのリポートとともに楽しもう。放送は関西ローカル。