ポイズン吉田が五者五様のパーフェクト漫才披露

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昨日4月20日、東京・新宿シアターブラッツにて、POISON GIRL BAND吉田の漫才ライブ「POISON吉田が5人と漫才」が開催された。

POISON GIRL BAND吉田の漫才ライブ「POISON吉田が5人と漫才」。相手はブロードキャスト房野、タモンズ安部、カナリア・ボン溝黒、ニブンノゴ!宮地、麒麟・川島。

POISON GIRL BAND吉田の漫才ライブ「POISON吉田が5人と漫才」。相手はブロードキャスト房野、タモンズ安部、カナリア・ボン溝黒、ニブンノゴ!宮地、麒麟・川島。

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同ライブでは、ポイズン吉田がブロードキャスト房野、タモンズ安部、カナリア・ボン溝黒、ニブンノゴ!宮地、麒麟・川島の5人とそれぞれ漫才。吉田がネタを作り、相手によって漫才スタイルも変えていく。MCは吉田と同期のアホマイルド坂本。オープニングで吉田は「ネタも音楽みたいにもっとカバーとかすればいいんじゃないかと。せっかくコンビ名もバンドだし。今日次第では続けていって最終的には師匠5人とやりたい」とライブへの意気込みを語った。

最初に登場したのは、「POISON GIRL BAND吉田とブロードキャスト房野」。ボケの吉田がまさかの下ネタ発信で、驚く房野のツッコミが冒頭から炸裂したかと思うと、とぼけた吉田のボケで最後まで房野は振り回された。終わって「パーフェクト」と涼しい顔の吉田と、打って変わって「緊張したー!」という房野。「吉田さん、すぐに『パーフェクト』って言うけど、褒めて伸ばすにもほどがある!」とプレッシャーを感じていた様子だったが、吉田は「これで終わったらライブは大成功」と言うほど満足気だった。

続いては、「POISON GIRL BAND吉田とタモンズ安部」。ボケ役の安部は期待に応えるように「始まるよー」とタモンズの決まり文句を言うと、吉田も「安心しますね」と笑っていた。安部はやりたい番組があるということで、とある料理番組の名前を出すが、やりたいと言いつつも巧みにその番組のMCいじり。その後もドラマなどをやりたいと言いながら吉田を困らせ、吉田の的確なツッコミが飛んだ。ネタ後は安部が「もう綱渡りでしたよ」と飄々とコメント。吉田は苦笑しながら「安部ちゃんだけ『アドリブ入れていいですか?』って言ってたんですよ。たぶんネタに納得してないんだと思う」と言うと、安部は「僕だけ台本が3ページしかなくて。ただ足した分だけ飛ばしました」とさらりと答えた。

3番目に登場したのは、ライブ決定当初から問題視されていたボン。すでにオープニングで吉田が「みんな完璧なのに、ボンちゃんだけが……」、ネタ後の房野が「練習に付き合ってネタちょっと覚えた。あのバカ野郎は最初のセリフを忘れるから」とこぼしていただけに、その仕上がりを会場中が固唾をのんで見守った。2人は同期ということで「共通点が多い」と交互にノリツッコミ。後半は吉田からボンへの手紙を読む“読みネタ”で、ボンの天然エピソードを紹介していった。終了後は「楽しかった」とホッとした様子の吉田だが、同期ということで「やりやすさ」と「やりにくさ」と苦戦したことを告白。そんな苦労を知らずボンは「喋りながらやらないと覚えられない。文では読めない」と根本的な問題を明かし、「全出演者とネタ合わせしたけど、一番やりやすかったのは井下好井の好井」と出演者以外の名前を挙げてしまった。また、ババリア時代にノリツッコミをやっていたボンは「またやりたい」と上機嫌。楽屋ではよくノリツッコミをしていると言うと、「ただの陽気なおじさん」(吉田)、「芸人しか味わえないまかないめし」(坂本)とツッコまれた。

後半1人目はトリオコントのツッコミ役のニブンノゴ!宮地。ハイテンションで、「イェイ、イェイ!」とダブルピースした宮地だが、いきなり吉田と反対側から出てきたことにまず驚きを隠せなかった吉田は思わずそちらをツッコんでしまった。そして、「休みの使い方がわからない」という宮地に、吉田はアドバイスをしようとするが、完全に宮地いじりに。大声で憤る宮地は、地団太を踏みながら所せましとツッコミまくり、最後は「もういい!」と締めくくった。その後宮地は「ジムよりいい汗が出る」と充実感たっぷり。「ツッコミとしてオファーしてくれて嬉しかった。実は『THE MANZAI』に出ようと相方から言われて、今年挑戦することに。とてもいいタイミングだった」と明かした。吉田も「すごい安心感。ただ、向こうの方でツッコむからたまに1人になる」と、漫才でめったにない経験をしたようだ。

最後は「M-1グランプリ」ファイナリストの実力者・川島。「麒麟です」という挨拶を「この位置で聞いてもいいんですか」と感動する吉田に、川島がその手法を勧める場面も。そこから川島はハイスピードハイテンションで吉田をいじりまくり吉田を困らせた。吉田が次から次へとからかわれている姿に会場も爆笑。川島の流暢な喋りと吉田のポイズンとしてのシュールなキャラがあったからこそ実現したこのギャップ漫才で、2人はライブの最後を大きな拍手で締めくくった。吉田は「すげー。台本はこんなに量ない」と川島の腕に脱帽。川島は「今までの人生で一度も人からネタを書いてもらったことがないのでめっちゃ楽しみだった。けどフタを開けてみたら、卑屈なキャラで……」とガッカリしたそう。吉田としては「兄弟のようにさせてもらってて。調子に乗ってる感じをやろうと」と説明。しかし川島は「新鮮な気持ちでできた」と顔をほころばせた。

エンディングでは、仕事の都合で先に退出したボン以外が舞台に集合。そんな都合のいいボンに全員がイラッとし文句を言い始めると、安部が「えらいもん見てまいましたわ」とおどけ、会場の笑いを誘った。また、ミュージカル風ツッコミがハマった宮地を全員でいじり、またも宮地が大暴れ。最後まで笑いの絶えないライブとなった。吉田は「ライブの今後が見えました。どんどん広いところでやっていって、最後は師匠たちとこの劇場でやります」と大ボケ。全員からツッコミを受けていた。

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つの子 @_____tsuno_27

ポイズン吉田が五者五様のパーフェクト漫才披露 https://t.co/bMSyYxUoaE ちなみに安部さんが出られてた回はこちら。改めて見るとみんな若い!

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