本日1月4日、大阪・スイスホテル南海大阪にて、吉本興業が創業100周年プロジェクト会見を行い、
吉本興業は、1912年に吉本泰三・せい夫婦が大阪天満天神裏の第二文芸館にて寄席を始めたことからその歴史がスタート。大阪を中心に瞬く間に発展した笑いの文化は、今や日本全国で広く展開しているだけでなく、アジアプロジェクトや吉本新喜劇海外公演など、全世界にも向けられている。
今年2012年、同社は記念すべき100周年を迎えるにあたって、創業の地・大阪に感謝を込めて「大阪おもろナーレ!」というスローガンのもと、さまざまな企画を行うことを発表。会見では、さっそく内場らによる新喜劇が披露された。内場と未知は喫茶KAGETSUのマスターと妻、藤井は本人役で登場。吉本100周年を控えて期待に沸く中、藤井はその会見の司会を務めるため大阪に帰ってきたという。そこに近所のおばちゃん須知子こと
それぞれがさりげない風の演技で舞台を去っていったあとは、吉本興業事務員役の島田珠代と吉本興業のフレッシュな社員たちが頑張って新喜劇に挑戦。名コンビの藤井と島田はリズミカルなダンスを繰り広げた。そして警官役の烏川耕一も社員たちを連れて喫茶店へ。最後は未知に暴言を吐いた社員たちに、未知が倍以上の勢いで言い返すお決まりのくだりで、社員たちは見事なコケッぷりをみせた。
これらのプロジェクトの詳細は今後続々発表予定。今後の吉本興業の活躍にぜひ注目してみよう。詳しくはオフィシャルサイトにて。
吉本興業創業100周年プロジェクト 「大阪おもろナーレ!」
●「吉本百年物語」
2012年4月から2013年3月まで、なんばグランド花月の夜の特別記念公演として芝居を上演。吉本興業のタレントのみならず、俳優、歌手、文化人、スポーツ選手ら豪華キャストが日替わり、月替わりなどで登場予定。
●なんばグランド花月
竣工以来25年ぶりに約20億円の費用をかけて改築し、4月8日にリニューアルオープン。外観も一変し、観て、食べて、買って、得する「なんばグランド花月ビル」として生まれ変わる。さらに、劇場プログラムも夜の特別記念公演のほか、特別昼公演として、毎日のように大物芸人やハリウッドスターなどの特別ゲスト出演を予定。1日の公演回数は4公演となる。
●よしもと47ご当地市場
なんばグランド花月ビルに、各地域で発掘した“知られざる名産品”が集合。“カリスマバイヤー”と呼ばれた内田勝規がプロデュースで、地下1階全域と1階の一部に全国47都道府県の常設物産展が誕生する。
●よしもと流タウンプロジェクト
「にぎわいのあるまちづくり」をテーマに、大阪市中央区の36商店街が集まる中央区南商店会連合会の商店街の人々と力を合わせ、吉本興業創業100周年を記念した「商店街100円均一キャンペーン」や「商品総額100万円のスタンプラリー」など、商店街と一緒に盛り上げるイベントを展開する。
●「@ほーむ寄席」
“つながり社会”の再構築を手助けするため大阪市24区の地域と堺市で行っていた手作りの寄席を、大阪府下43市町村の自治体全域に拡大。
●動画配信サービス
2012年4月よりまったく新しい動画配信サービスが誕生。レアコンテンツ、映画、アニメ、スポーツ、海外ドラマ、見逃したテレビ番組、ユーザー投稿動画など、地方局も含めたすべてのテレビ番組の配信をオンデマンドで見ることができる。
●「YOSHIMOTO WONDER CAMP」
100周年の締めくくりと新たな始まりとして、2013年春に大阪全域で文化芸術展覧会を開催。すべての大阪人に出演をオファーし、大阪名物オカンによるレビューショー、客席参加型1万人の吉本新喜劇などを企画。
そのほか、中国、台湾、韓国でのアジア展開、ガールズ産業参入、あらゆるジャンルのアーティストのオーディション、日中共同ドラマ制作、セカンド・シティ社との提携を予定。
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