本日2月9日に、
これはバラエティ番組「はねるのトびら」から誕生した企画。西野があるコーナーから生まれたキャラクターでほかのコーナーにも出演し、メンバーにイジられているのを見た鈴木と山本が、「同じことをしたらテレビに映るのではないか」と思いつき結成された。
楽曲では、これまで芸人として多くの苦渋を味わってきた彼らの気持ちを代弁するような切ない歌詞が満載。それでも「スベることを恐れずに」というメッセージを伝えている。
2月11日、12日には握手会イベントが開催されるので、スベる勇気が欲しい人はぜひ彼らと握手してみよう。
スベルトンズインタビュー
──スベルトンズはどうやって思いついたんですか?
ロバート山本:西野があの格好でやってるのを2人で一緒に見てて思いついたんですよ。
ドランクドラゴン鈴木:だってやってるんですもん、憧れの番組で。「はねトび」ってなかなか出られないから。よその番組のほうが全然出られる。
──そんなに“はねトび内格差”が生まれてるんですか?
鈴木:もう1軍と2軍ではとんでもない差ですよ!
山本:番組始まって1年後くらいには思ってたよね。
──西野さんは2軍に引きずり下ろされたんですか?
西野:ハッハッハッハ!(爆笑)
鈴木:かたち上はそうなりますね。
山本:なりますよね、正直。
西野:なんかね、最初は「僕は辞めたいんだ、無理矢理やらされてるんだ」っていう立ち位置で走り出したんですけど、途中からもう僕も乗り気でやってるみたいになってしまって。
山本:西野も最近はどうでもよくなって、ガンガン前で踊ってますからね。
鈴木:最初は完全にイヤイヤですよね。ただスベる以上にこっちは映らなきゃいけないっていう死活問題がありますから。あとほかのメンバーに主旨を説明しなきゃいけないときに、俺と山本君が説明するとみんなが不安に……。結局業を煮やして西野が説明してくれて。
山本:もうリーダーになっちゃってますから。
──西野さんがいて良かったですね。
山本:僕らコバンザメですから。このサメについていかないとでかい海流には乗れないんです。
鈴木:普段は塚っちゃん(ドランクドラゴン塚地)と(ロバート)秋山君にコバンザメしてるから。この番組だったら西野。
山本:西野に行けるまで行ってもらって。そうやって大海原を渡ってるんです。2年前の悲愴感では真ん中で泳いでたのがアンガールズの田中です。
──周囲の反応はどうですか?
山本:ルミネtheよしもとの楽屋では大合唱になってます。
西野:聞いたことないですけど。さっきも「街歩いてたら女の子が歌ってた」とか。そんな経験ないですよ。
山本:おまえ電車とか最近乗ってないだろ。乗ってみ? 山手線すごいから。
鈴木:ファンレターは本当に来ますね。「やっと出番が来ましたね」とか。隠れキリシタンみたいに(笑)。
──この歌を通じて伝えたいことは?
山本:世の中の人ってスベってるって感覚ないと思うんだよね。ほんと死ぬほど辛いって教えてあげたい。
鈴木:これで売れないとほんとに辛い。「死ぬぞ」って言ってるのに誰も言うこときいてくれないみたいになっちゃう。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
「西野にくっついて大海原を渡る」スベルトンズCD本日発売 http://natalie.mu/owarai/news/44484