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世界情勢を見ているようだった、松本人志が“面白い”を探る「ドキュメンタル」

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合同取材の場で「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」について語った松本人志。

合同取材の場で「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」について語った松本人志。

「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」全4話が11月30日(水)よりAmazonプライム・ビデオにて毎週水曜に配信される。これに先がけて、先日都内で松本人志の合同取材が実施された。

「ドキュメンタル」は、個性豊かな芸人10名による“密室笑わせ合いサバイバル”の様子を収めるドキュメンタリー。参加者は1人100万円の参加費を用意し、6時間の制限時間内にあの手この手で笑いを仕掛ける。笑ってしまい、レッドカードを出された者は即退場。最後まで残った1名だけに賞金1000万円が贈られる。

2年前、「千原ジュニア40歳LIVE」で「ドキュメンタル」のもとになるようなアイデアを明かしていた松本。「贅肉を削ぎ落として、面白いことだけをやれる場所はないか、と探していた」ところに今回の機会を得た。「18歳の頃からお笑いに携わりながら何が面白いんだろうって寝ても覚めてもお笑いのことを考えていて。原点回帰じゃないですが、本当に面白いこと、面白い人間ってどんなだろうっていう、実験でもある」と「ドキュメンタル」制作の意図を説明した。

11月30日から配信される作品には、松本が選んだ宮川大輔FUJIWARA藤本、野性爆弾くっきー、東京ダイナマイト・ハチミツ二郎、とろサーモン久保田、トレンディエンジェル斎藤、マテンロウ・アントニー、天竺鼠・川原、ジミー大西ダイノジ大地が登場。松本はアクの強い10名の芸人に対し、「個性のぶつかり合いで、いわゆるツッコミが存在しない。キャラクターだけでどれだけ相手をねじ伏せられるかっていう戦いの中で、正直参加してくれたみなさん、一般社会の中では機能してないような人たち(笑)。問題ありだな、ギリギリだなっていう人たちが集まった」と印象を述べ、「世界情勢を見ているようだった」という言葉で彼らのやり取りを表現する。

自身がこの“密室笑わせ合いサバイバル”に参加するとしたら、「参加費1000万、賞金1億にしてやってみたい」と冗談交じりにコメント。このメンバーの中だとジミー大西が強敵だといい、「計算してない笑いがすごい。こういう人は怖いです。笑いのテクニックを持ってないので、出てきた頃のボブ・サップみたいなところがあります」と評する。「進化していく可能性は感じた」とシリーズ化にも意欲を見せ、「まずクラスで一番面白くなりたいし、学年で一番、学校で、大阪で、日本で……という思いが子供のときから今もあります。そんな中で、なんてことないじいちゃんの天然の一言に勝てないこともある。複雑なのか単純なのか、お笑いってなんなんだろうって死ぬまで解決しない問題なんでしょうけど、ずっと携わってやっていきたい」と語った。

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