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やっと“漫才師”になれた、トットが「NHK新人お笑い大賞」でラフレクとの接戦制す

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トット。左から多田、桑原。

トット。左から多田、桑原。

本日10月23日、東京・NHKみんなの広場 ふれあいホールで行われ、NHK総合で生放送された「平成28年度 NHK新人お笑い大賞」にてトットが大賞に輝いた。

審査を務めたのは西川きよし、渡辺正行、戸田恵子、久本雅美、水道橋博士、倉本美津留、井上啓輔(NHKエンターテインメント番組部部長)。1回戦Aブロックではアインシュタインだーりんず、トット、勝又:が争い、4票を得たトットが決勝へ。スーパーニュウニュウラフレクラン大自然アキナによるBブロックは、アキナとラフレクランが3対3の同票で決選投票を実施。ラフレクランの進出が決まった。

最後は4対3で接戦を制し、自身初のタイトルを獲得したトット。終演後の囲み取材で、多田は「ただただうれしい。すごくホッとした。大阪の劇場でも後輩が売れてきている中で、全然日の目を見ないまま来ていて。少し胸を張れるのかな」と安堵した。桑原は「やっと“漫才師”として認められた感じ。今までは自分たちで勝手に名乗ってただけだったというか。ようやくスタートラインに立てたと思うのでここから上がっていきたい」と噛みしめる。

1本目は多田の反抗期を取り戻そうと桑原がさまざまなシチュエーションで母に悪態をつくネタ、2本目はシェフに感想を伝えたい多田を桑原が中国人・ヤンとして邪魔しにくるネタを披露した。このネタ選びもギリギリまで難航したというが、最後は「負けても後悔しないネタ」に絞った。今年の「NHK上方漫才コンテスト」での準優勝など、数々の大会で惜敗していることから、優勝直後、司会のフットボールアワーにコメントを求められると「絶対獲りたかったんです」と漏らした多田。マネージャーからも「今回ミスらないでくださいよ」などとプレッシャーをかけられていたといい、「ほれ見たことか!」と噛み付いて記者を笑わせる。また、「M-1グランプリ2016」の準々決勝に進出している彼らは、「このいいテンションのまま臨める」(多田)、「1個自信になった。決勝に行って『緑の漫才師といえばトット』と覚えてもらいたい」(桑原)と意気込んだ。

「NHK新人お笑い大賞」は前身となる「NHK漫才コンクール」「NHK新人演芸大賞(演芸部門)」を含めて60年目を迎えた歴史あるお笑いコンテスト。過去10年ではNON STYLE、ジャルジャル、ナイツ、スマイル、アームストロング、ニッチェ、うしろシティ、学天即、アイロンヘッド、チョコレートプラネットが受賞者に名を連ねている。

※記事初出時より、写真を追加しました。

平成28年度 NHK新人お笑い大賞

NHK総合 2016年10月23日(日)16:00~17:18
<出演者>
出場者:アインシュタイン / アキナ / 勝又: / スーパーニュウニュウ / だーりんず / 大自然 / トット / ラフレクラン
司会:フットボールアワー / 三輪秀香(NHKアナウンサー)

平成28年度 NHK新人落語大賞

NHK総合 2016年10月29日(土)16:00~17:13
<出演者>
出場者:桂三度 / 桂雀太 / 春風亭昇々 / 春風亭ぴっかり☆ / 柳亭小痴楽
司会:林家たい平 / 雨宮萌果(NHKアナウンサー)

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