「NHK新人お笑い大賞」「NHK新人落語大賞」は前身となる「NHK漫才コンクール」「NHK新人落語コンクール」から半世紀以上にわたり続いてきた若手芸人の登竜門。昨年はトットが「お笑い大賞」、桂雀太が「落語大賞」を獲得し、活躍の場を広げている。
昨日10月9日に大阪・NHK大阪放送局にて「お笑い大賞」の組み合わせ抽選会が行われ、Aマッソ、ハナコ、アキナ、ミキがAブロック、パーマ大佐、てんしとあくま、濱田祐太郎、ネルソンズがBブロックで争うことに。一番手となったAマッソ加納は「トップバッターらしいコンビではないんですけど、やれることはやります」と意気込み、ハナコ岡部は「アキナさんを『キングオブコント』で観ていたので、僕らのことも見ていて」となぜかアキナに向けてアピール。アキナは「もちろん見ます」と優しく返した。
そのアキナが本選に進出するのは3年連続で、秋山は「今回でしっかり優勝して気持ちよく終わりたい」と気合十分。これに対し、ミキ昴生は「アキナさんが『キングオブコント』でにゃんこスターに食われたように、今回は僕らが食って勝ちたい」と挑発してみせ、相方・亜生は「アキナさん大好きです。『新人お笑い大賞』絶対優勝します!」とマイペースにコメントする。パーマ大佐は「著作権のことでNHKニュースにお世話になった」と自虐を交えつつ「ようやく本職の芸人としてNHKでネタができるのがうれしい」と語って笑いを誘った。
続くてんしとあくま・かんざきが「満を持してドクロのピアスをつけてきました。NHKとドクロ、反対側にあると思う」とマイナスアピールで場をざわつかせ、相方の川口も「Bブロックのみんな、力合わせてがんばろうな!」という趣旨を間違えた発言で「そういうのとちゃうねん!」と全員からツッコミを食らう。濱田祐太郎は人生初の全国放送出演が約4年前の「バリバラ」(NHK Eテレ)だったといい、「ズルズルにスベった」と苦い思い出を回想。「僕が抜きん出ているのは障害があって、ピン芸人で、そこそこしゃべれるっていう物珍しさ一点だけなので、それを生かして戦っていきたい」と語った。ネルソンズは同じトリオのハナコにライバル心を燃やしている様子で、中でも和田まんじゅうが「決勝でバチバチにやり合いたい」と闘志をむき出しにしていている。
平成29年 NHK新人お笑い大賞
収録日時:2017年10月22日(日)16:10~17:28
会場:大阪・NHK大阪放送局
司会:
平成29年 新人落語大賞
収録日時:2017年10月23日(月)18:30~19:50
会場:大阪・NHK大阪放送局
放送日時:2017年11月4日(土)16:00~17:13(NHK総合・全国ネット)
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「NHK新人落語大賞」の本選出場者は、桂三度、古今亭志ん吉、三遊亭歌太郎、笑福亭喬介、立川こはるの5名。
ハナコ岡部「僕らのこと見ていて」アキナにアピール「NHK新人お笑い大賞」本選(コメントあり) - お笑いナタリー https://t.co/7ALQKljClX