「ギター枠」でR-1初決勝、馬と魚「人生かかってる」

ピン芸人日本一を決める「東洋水産R-1ぐらんぷり2014」の決勝戦が、3月4日（火）に関西テレビ・フジテレビ系にて生放送される。お笑いナタリーではファイナリストのコメントを連載中。今回は決勝戦初進出となる、馬と魚を紹介する。

ファイナリスト12名の顔ぶれは、AブロックにレイザーラモンRG、ヒューマン中村、TAIGA、スギちゃん、Bブロックに小森園ひろし、ミヤシタガク、やまもとまさみ、中山女子短期大学、Cブロックにバイク川崎バイク、馬と魚、おぐ、じゅんいちダビッドソン。当日はこの順番でトーナメントが行われる。

馬と魚のコメント

──決勝進出が決まったときの状況は？

なかなか連絡がこなくてずっとケータイとにらめっこしてました。営業があったんですが、「もうアカンかった」って何も頭に入らない状態で。ドッキリっぽい感じでカメラが来てくれてへたり込みました。もっと早めに連絡ほしい……（笑）。でも本当にがんばります。2度とないようなチャンスなので。

──準決勝はどうでした？

恐れ多いなくらいの感じでしたが、全力は出しました。ずっと2回戦で終わっていたので、どうにかいいように転べばいいなと思っていました。「ギター枠あってくれ」と。「R-1」にギター枠があってくれれば行けてるはずやと。

──今の芸のスタイルはいつ頃生まれた？

ポロポロと遊びで「こんな感じは？」ってやってたら同期が「はははは！」って笑い出したんですよ。僕の中ではそういうふうに遊んだりすることが自然なことやったので、それを「面白い」って笑ってくれた同期のおかげです。

──レパートリーはどのくらいある？

めちゃくちゃあるんです。星野源さんとか、一番マニアックなやつはPOLYSICSさん。知ってる人やったら大ウケするんです。Mr.Childrenさんとかもあるんですけど、お客さんには「桜井さんはそんなんじゃないよ」みたいな（笑）。めっちゃ真面目にやってるんですけどね。

──ネタの練習はどこで？

めっちゃおしゃれな公園で（笑）。たまに（人が）聴きに来るとネタを歌うのが恥ずかしいので、さりげなく自分の十八番の歌に変えていくんです。くるりさんとかハナレグミさんとか。「KOYABU SONIC」（小籔千豊主催のフェス）とかめっちゃ出たいですねー。

──馬と魚さんにとって「R-1ぐらんぷり」とは？

「劇場を盛り上げてくれてありがとう」っていろんな方に言っていただいたんですけど、劇場を盛り上げる気はさらさらなくてですね（笑）。人生かかってるので、自分のことをすごい考えて。

──人生をかけた戦いですね。

すごいええふうに（笑）。ありがとうございます。人生をかけた戦いです。

東洋水産R-1ぐらんぷり2014

関西テレビ・フジテレビ系 2014年3月4日（火） 19:00 ～ 20:54
＜出演者＞
MC：雨上がり決死隊 / 加藤綾子（フジテレビアナウンサー）
出場者：
【Aブロック】レイザーラモンRG / ヒューマン中村 / TAIGA / スギちゃん
【Bブロック】小森園ひろし / ミヤシタガク / やまもとまさみ / 中山女子短期大学
【Cブロック】バイク川崎バイク / 馬と魚 / おぐ / じゅんいちダビッドソン
R-1応援団：千鳥 / 友近
ほか