千葉雄喜、BAD HOP、ACE COOL、VaVa、Hezron、Kvi Baba……2024年のシーンを振り返る
パンチラインとはジョークで言うオチの部分。ヒップホップでは聴き手の心をわしづかみにするリリックを指す。音楽ナタリーでは「昨年最もパンチラインだったリリックは何か?」という企画を実施している。それが「パンチライン・オブ・ザ・イヤー」だ。今回も2024年に音源やミュージックビデオが発表された日本のラップを対象に、有識者がそれぞれの見地からあらかじめ選んできたパンチラインについて語り合う座談会を行った。選者は、音楽ライターの二木信、渡辺志保、MINORIと、マイノリティーカルチャーの著名人をゲストに迎えるポッドキャスト「GOLDNRUSH PODCAST」でMCを務めるIsaac Y. Takeuの4名。進行役は音楽ライターの宮崎敬太が務めた。識者たちは、何気なく耳にしていたあの言葉をどのように解釈したのか?