「フットンダ王決定戦2021」|ハライチ岩井の連覇なるか!? レジェンド3名が審査員に! 過去最長4時間20分のお笑いバトル

タカアンドトシがMCを務めるお笑い特番「日本で一番早いお笑いバトル!フットンダ王決定戦2021」が1月1日深夜2時より生放送される。その放送時間は「フットンダ王決定戦」歴代最長となる4時間20分。前回王者のハライチ岩井が連覇を狙うほか、歴代王者の次長課長・井上、麒麟・川島、インパルス板倉が初めて審査員を務めるのも見どころだ。

この「フットンダ王決定戦」特集をお笑いナタリーが2回にわけて展開する。本稿では麒麟・川島とハライチ岩井の同時優勝となった前回大会を振り返ると共に、今大会の見どころを挙げていく。初出場の若手から実力者まで豪華芸人勢がトーナメントに挑み、各事務所が推薦する若手のネタ祭りも新たに展開される「フットンダ王決定戦」にぜひ期待しよう。

文 / 成田邦洋

フットンダ王決定戦」とは?

毎年大みそかの深夜から元日の早朝にかけて生放送で届けられる、日本で一番早いお笑いバトル。タカアンドトシがMCを務め、総勢36名の芸人たちが“モジる”“イジる”お題の数々に挑む。その回答が面白ければスタジオに用意された布団が勢いよくふっ飛び、芸人に得点が加算される仕組みだ。より多くの布団を飛ばした芸人がトーナメントを勝ち上がり、準決勝を制した4名が決勝戦へ。2021年、10代目「フットンダ王」の座に輝くのは?

麒麟・川島とハライチ岩井が同時優勝!「フットンダ王2020」を振り返る

ハライチ岩井、麒麟・川島。

令和最初の大会となった「フットンダ王決定戦2020」。歴代王者の麒麟・川島、インパルス板倉といった実力者はもちろん、いわゆる“お笑い第7世代”の霜降り明星、EXIT、宮下草薙、「M-1グランプリ2019」王者のミルクボーイらが番組冒頭から熱戦を繰り広げた。

オジンオズボーン篠宮と四千頭身・都築が生トライアウトを勝ち上がるなどトーナメントが盛り上がりを見せる中、番組史上初のハプニングが発生したのは準決勝Bブロックでのこと。名曲の歌詞をモジるお題で、EXITりんたろー。、霜降り明星・粗品がテンポよく回答したあと、ハライチ岩井も「江ノ島だけには行かせない」という回答をイラストとともに披露してポイントを獲得したのだが、それと同時に布団を飛ばす装置が正常に作動しなくなってしまった。

この日の「フットンダ王決定戦」で芸人たちの判定をしていたのは“AI”。装置の不具合をMCのタカアンドトシ・トシは「オーバーヒート!」と実況し、タカも「AIにとってはその答えがNGワードだったんだよ!」と指摘する。岩井は「僕のせいだとは思いませんが、すいません」と苦笑い。生放送で起きた緊急事態をも芸人たちは即興で笑いに変えていた。なおこのAIの正体は「フットンダ王」に3回輝いた次長課長・井上であることが放送中に明かされた。

決勝に勝ち進んだのはインパルス板倉、EXIT兼近、麒麟・川島、ハライチ岩井。装置の修復は叶わなかったが、決勝では面白い回答に対して「音」でポイント獲得が示された。最終的に優勝して9代目「フットンダ王」となったのは3回目の優勝となる川島と初優勝のハライチ岩井の2人。放送時間の都合により「フットンダ王決定戦」初の同時優勝となった。

「フットンダ王決定戦2021」ここに注目!

1歴代最長4時間20分の生放送!

前回までの3時間50分から、放送枠が30分拡大して4時間20分に! これまでのトーナメントの緊張感はそのままに、「総合お笑い番組」として展開される歴代最長の生放送は最後まで視聴者を飽きさせない。

2“レジェンド”が初めて審査員に!

これまで2回以上「フットンダ王」の称号を手に入れた次長課長・井上、麒麟・川島、インパルス・板倉の3名が揃って審査員に。番組を知り尽くした彼らが厳正なる審査を担当し、記念すべき10代目王者を決める。これにより大会は各世代の実力者がしのぎを削る戦国時代に突入し、誰が勝ってもおかしくない状態に。新スターのを予感させる「フットンダ王決定戦」に期待しよう。

3生放送ネタ祭りや生配信企画も!

各事務所から推薦された若手によるネタ祭りが初めて開催される。2021年に活躍が期待される若手渾身のネタを楽しもう。またTikTokのライブストリーミング機能「TikTok LIVE」を使った生配信企画も展開される。MCを務めるのはトレンディエンジェル。地上波の裏側で、本戦へ臨む直前の芸人たちの意気込みや控室ならではの素顔、視聴者からの応援メッセージを紹介する。

4	モジり投稿でお年玉10万円が当たる!

TikTokに「フットンダ王決定戦2021」公式アカウントが開設され、定番のモジりお題「名曲モジり」に視聴者も挑戦することが可能だ。「#あなたもフットンダ王」を付けて投稿し、優秀作品10作品に選ばれた人には「お年玉」として10万円がプレゼントされる。その10作品はTikTok LIVE生配信企画内で発表される予定。本編を楽しみながら、腕に覚えのある人は「名曲モジり」に参加してみよう。

タカアンドトシ

2020年12月24日更新