明日8月11日(日)深夜、「オワライカスタム~あの定番ネタを映画化!?~」(関西テレビ)が放送される。
この番組では、「漫才って、コントって、新喜劇って、落語って、グルメロケって、だいたいこういう感じでしょ」という従来の撮り方を根本から排除し、新しい組み合わせで撮影&編集。人気芸人の漫才やコント、おなじみの新喜劇を映画風に撮ったらどうなるのか。漫才でもないコントでもない新喜劇でもない全く新しい「ショートムービーコメディ」が誕生する。
新喜劇定番のやりとりは、実際の食堂で映画調に撮影。まるで自分も新喜劇メンバーになったかのような仕上がりに。「THE MANZAI」でも披露された
吉本新喜劇メンバーコメント
――今回、吉本新喜劇を映画風に撮ってみるということで手応えはいががでしょうか?
――実際の舞台でしたら、お客さんの目線はいろいろな部分を見ていますが、撮影はカット割りがあるので目線が集中します。そこへの気持ちの入れ方は?
すっちー:正直、気が抜けなかったですね(笑)。良い意味で新喜劇は気が抜けた部分もあるので。新喜劇もある程度こんな感じのセリフを言うからこんなニュアンスで返してという「かたち」があって、よっぽどの場面でない限りこれ絶対言ってね! っていうのはあんまりないんです。その日その日で、アドリブでセリフも前後とか変わったりもするので。今回は同じセリフで同じシーンを何回も撮影するので……一番苦労されていたのは島田一の介師匠でした(笑)。
松浦真也:撮影なので決めていかないといけないのに自分の言いやすいように同じことでも毎回、違う言い方をする。
すっちー:普段感覚でやってらっしゃるので。全員が気づいた一の介師匠の甘噛みのNG部分があったんですけど、一の介師匠が「今のもういっぺんやらせてくれ!」って言わはったんです。いや、そんなイキって言わんでも……もうちょっと低姿勢でお願いせえよって(笑)。
――舞台だと反応がすぐに返ってきますが、撮影では反応がないのでその辺の気持ちはどうですか?
すっちー:映画風だからといって急に変わったことやってもピンと来ないと思うので定番の吉本新喜劇のネタを入れています。笑いがないさみしさはありますがいつも受けているシーンなので「どうなんのやろ?」みたいなのはないですね。
松浦:撮影で須知さんの背中越しにカメラマンさんが笑ってるのが見えると須知さんがどんな顔しているか見たくなるんですよ。
すっちー:芝居している人の背中が映っているのも結構新鮮かもしれませんね。新喜劇ってお客さんが平面で見ているので今回の撮影は僕らが見ている景色に近いかもしれません。舞台上で演じているときって他の人の背中とかを見て並んでたりするのでお客さんの見られない演者側を視聴者の皆さんが見られるような感じで立体感が出ています。新喜劇の世界に入り込んだような感じです。
――2人のコンビネーションはどうですか?
すっちー:先輩後輩の関係がおかしくなってきました。良い意味で松浦くんもものおじせず、食ってかかってくるので距離はぐっと縮まってます。一緒に行動することも増えました。仕事だけじゃなくプライベートもです。先輩後輩の間柄にも立体感が出ました。
オワライカスタム~あの定番ネタを映画化!?~
関西テレビ 2013年8月11日(日) 24:25 ~ 25:20
出演者:すっちー / 島田一の介 / 浅香あき恵 /
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