吉本芸人がモンスターに！10周年メイプルストーリー史上初

本日7月30日、東京・吉本興業東京本部にてオンラインゲーム「メイプルストーリー」10周年よしもと特別企画発表会“10周年記念パーティー”が行われた。

ネクソンの人気オンラインゲーム「メイプルストーリー」は10周年を記念してよしもとクリエイティブ・エージェンシーとコラボレーションした特別企画を展開。史上初の芸人モンスター「よしモン」の実装、テレビCMにブラックマヨネーズ、渡辺直美の3名を起用、よしもとのスタッフ養成所「よしもとクリエイティブカレッジ（YCC）」によるエピソード動画の制作、住みます芸人による「メイプルワールドに住みます芸人対抗戦」などを実施していく。

天津・向の軽快な挨拶から10周年記念パーティが開始した矢先、“暗黒の魔法使い”の「よしもと芸人をモンスター・よしモンにしてやったぞ！」という笑い声が。「うわー、一体どうなるんだ～！」と狼狽する向。するとそこによしモンの包みが登場し、その中から、柔道着と毛皮の帽子を身にまとった天津・木村、まちゃまちゃ、渡辺直美、くまだまさし、ムーディ勝山、ガリガリガリクソンが扮する6体のよしモンが現れた。向は「よしモンが現れた－！ すみやかにスタッフモンが片付けるー！ さ、ということで……」と素早く切り替え軽妙に進行。CMにも出演している直美にはほかのよしモンから「ええなあ！」という声が飛び、ムーディが「6年前やったら俺やったけどな！」と自虐的に吐き捨ると会場は笑いに包まれた。

2パターンのCMが上映されたあと、ブラックマヨネーズからのメッセージ動画を放映。ブラマヨはCM出演を喜び、吉田は「レンタルビデオ店で俺を見た子供が、借りようとしていたDVDを落とした」とモンスターっぽいエピソードなどを話した。小杉が「先輩芸人としての意地も、大ボスとしての立場もあります」と語る一方、吉田は「僕ら倒れないバグ的な存在でもいい。せめて最後にブツブツを一発移してから死ぬ」と吉田節で新しい設定を考案。小杉は爆笑しつつ「なかなか両手を挙げて喜べないエンディングですよ！」と無理な設定にツッコんだ。

次に、この日来場していたネクソンの担当者に面白さをアピールする「よしモン アピールタイム」を実施。面白いよしモンは11周年のキャラクターとして前向きに検討するという。6体のよしモンたちは、今後ボスキャラになれる可能性もあると聞くと大興奮。それぞれが自信のネタで勝負する中、木村はベートーヴェン詩吟、ムーディは稲川淳二をモチーフにした新キャラ・ムディ川淳二として「仕事がなさすぎて怖い話」シリーズを公開するなど新ネタも飛び出した。また、まちゃまちゃが「オンラインからのパンティライン！」とこの日限定の一発ギャグを披露すると、本日一番のフラッシュが。結果はゲーム内にも登場する弓矢を使ったネタを繰り広げたくまだが見事ネクソンのお気入りに選ばれると、本人は意外だったようで「びっくりしすぎてオナラ出ちゃった」と驚きの様子だった。このコーナーにはBS吉テレで紹介するため取材に来ていたソラシド本坊も飛び入り参加し、武田信玄のモノマネで沸かせた。

イベント後の囲み取材では、CMで変顔を披露している渡辺が撮影中のエピソードを明かす。何パターンか変顔を求められ苦労したが、「抵抗はなかったです。トークで変顔して落とすこともあるので（笑）。ありがたいです」と感謝した。また、自身の倒したい相手を聞かれるとガリガリガリクソンが「ジャルジャル、エハラ、天竺鼠」と潔く即答。くまだは「争いはゲームの中だけでいい」と穏やかに話したが、「本当に？ エハラはいいの？」と問い詰められると「正直、ピン芸人全員嫌いです！」と闘争心をのぞかせた。そんな中ムーディは「2、3年前に書いたサインがなくなっていた近所のラーメン屋」とまたしても自虐で笑わせる。木村は前日に食べたお好み焼きで前歯の差し歯が欠けたことをモンスターになりきるための役作りだと言い張っていたが、倒したい相手を「マンションにいたゴキブリ」とパンチに欠ける回答をすると、相方の向に「なんで置きに行ったん!?」と叱られる場面も。最後に直美が、よしモンを代表して「すっごい楽しいゲームです。私たちを倒しに来てください！」とプレイヤーに呼びかけた。