「みんな面白い」ライセンスが∞で100回記念トーク企画

昨日7月9日、東京・ヨシモト∞ホールにて、ライセンスが同劇場でのトークライブ100回目となる「LICENSE vol.TALK #100」を開催した。

開演と同時に、モニターには2009年1月20日の第1回の映像が。ここから4年半にわたるトークライブの名場面が流れると立ち見であふれる会場からは大きな拍手。登場した井本、藤原の2人も、「考えたら品川（よしもとプリンスシアター）でも、下北沢（下北沢ロフト）でもやってたもんな」「23歳の東京来たときからやってる」「アホやな」と感慨深そうに振り返った。

この日は観客から「100にまつわるもの」を持ってきてもらっていた2人。最初は小学校の先生をしている観客が計算100問の用紙を見せると、井本がドスをきかせた声で「ああ？」と威嚇を。めでたい100回でも緩むことない井本のツッコミに会場も爆笑。3人組の女性は表がそれぞれ「1」「0」「0」、裏が全員これまで100回のトークライブの日にちが書かれた力作Tシャツを見せた。これには2人も度肝を抜かれ、感謝しつつも「もっとやることあるよ！」と厳重注意。そして、ライセンス出演のライブチケット半券、ライセンスの写真100枚などありがたい“100”が続くと、「そんなにギャラもらってへん！」と余計な気持ちに火が付く。井本はついにそれらの“100”を「証拠」と呼ぶようになり、観客の一部は来るべき日の重要参考人となるよう約束されてしまった。

また、現在109巻まで出ているマンガ「美味しんぼ」の100巻を持ってきた女性に、何気なくストーリを聞いた2人は、主人公の山岡士郎と栗田ゆう子が結婚していることに「ええ！」とビックリ。さらに子供が3人いることにも「ええ!!」と驚きの声をあげると、山岡と父・海原雄山も和解に近づいていることに「ええー!!」と大きな声をあげた。その後も2人は前のめりになって「究極のメニュー対至高のメニューはどうなったの？」「富井副部長は？」と矢継ぎ早に質問。「今日一番びっくりした……」と、まさかの展開にしばし呆然としていた。

そして、演技の勉強をしている女性が持ってきたという台本には、最後の“ツトム”のセリフに「百」という字があるとのこと。そこで井本のムチャぶりで、藤原がツトムを演じることに。井本の「よーい、アクション！」の掛け声とともにに、役に入りきった藤原。宙を見つめて「百」が含まれたセリフを見事に演じると会場からは笑いと大きな拍手が沸き起こった。

この日のMVPは藤原が即答で「ツトム」に決定。ほかにも国内外の100通貨シリーズ、100個の食べ物、100年前のアイロンなどが登場し、2人は「みんなおもろいな」とこの企画を堪能した様子だった。すると井本が「『お前らはなんも用意してないの？』って思ってるやろ」とニヤリ。「この日のためにポストカード作ってもらった」とサプライズプレゼントを出すと観客は大喜びで、MVPの女性にはサイン入りでプレゼントした。

改めて2人は、「楽しかったです」（藤原）、「なんかいいですね。こっちが楽しませてもらった」（井本）と、ここまで支えてくれた観客に感謝。次回「LICENSE vol. TALK #101」は7月28日（日）で、座席は完売しており、立ち見席のみ発売している。なお、発売されたばかりのDVD「LICENSE vol.TALK ∞ 01」には、第63回から82回までのトークを凝縮して収録。特典映像では、豪華賞品をめぐるライセンス10番勝負を見ることができる。詳しくはよしもとアール・アンド・シーオフィシャルサイトにて確認を。