お笑い初尽くし「新劇場バティオスこけら落とし公演」開催
2013年6月26日 13:19
1 お笑いナタリー編集部
昨日6月25日、東京・vatiosにて、磁石が前説、スパローズMC、エルシャラカーニ・しろうがこけら落としギャグの「新劇場バティオスこけら落とし公演」が開催された。
バティオスは、さまざまなお笑いライブを開催している株式会社バイタスが運営する劇場・新宿バイタス、ハイジアV-1に続く新たな劇場。このオープンをお祝いするため、ライブでは“初”にちなんださまざまな企画を用意した。まず、一番最初の入場客にジグザグジギー宮澤からレイのプレゼント。そして初前説には初シークレットゲストの磁石が登場し観客を喜ばせた。前説お決まりのコール&レスポンスは、永沢の提案でももいろクローバーZ風に。「よっしゃエルシャラ! しろう! セイワ! しろう! セイワ! トマト! いくぜサンミュージック!」と掛け声をかけたあと、しろうのこけら落とし一発ギャグでライブがスタートした。
バティオス初MCのスパローズは新劇場オープンに「とうとうこの辺がお笑いストリートになりつつある」とコメント。初イジりの対象はもちろんしろうで、先ほどの一発ギャグがスベッたことを反省させたり、暗転の中「あこがれジャンプ!」をさせるなど、新劇場でも軽快なイジりを披露してみせた。エルシャラカーニ、ジグザグジギー、ラバーガール、三拍子がネタを披露した後は、この4組がそれぞれ1分ネタを披露。この中から観客投票で1位には金一封が与えられ、最下位は罰ゲームをすることに。しかしネタどころか、トップバッターのエルシャラはスパローズから登場前にマイクを倒される始末。ジグザグはネタ後、スパローズに「2億の顔」を強要され、「2億の顔」見たさに芸人ギャラリーが殺到してしまった。
後半はブロードキャスト!!、オジンオズボーン、鬼ヶ島、磁石がネタ。オジンオズボーン篠宮が初“フィーバー”を納めた後は、後半の4組でコンビ対抗ゲーム対決を行った。クジで引いたお題にグループ全員がクリアしないと罰ゲームというルール。最初の挑戦者ブロキャス房野は「初出しすべらない話」に悩み、最初に勢いよく発した単語「それこそ」が芸人たちのツボにはまり、その後流行りのギャグになってしまった。相方・吉村は「コンビ初めての出会いを再現」ということで、名古屋学院大学放送文化研究会の先輩後輩だった頃、コンビ結成のきっかけとなった場面を再現。「房野の再現だったら俺が」という永沢の案は却下されたが、最近芝居に目覚めているという野田は友人・西役で見事採用された。また、オジオズは罰ゲームで「初めて作ったコント」、鬼ヶ島は「初めて作った漫才」を披露。磁石・佐々木のお題「この人より面白い一発ギャグ」の見本ではしろうが出てきたが、佐々木のギャグのほうが面白かったため、エルシャラが「初めてのケンカを再現」という罰ゲームのとばっちりを受けた。
エンディングでは、前半4組の投票の結果を発表。最初に3位で発表されたラバガは普段の物静かなテンションから一転、2人で小躍りしながら大喜びしてみせた。2位にエルシャラ、1位に三拍子の名前が呼ばれると、三拍子は舞台を縦横無尽に跳ね回りながら大喜び。「“2億”に勝てないと思った!」(久保)、「バーカ」(高倉)と、ジグザグに喜びをぶつけていた。最下位のジグザグはエンディング後にバティオ初のトークライブを開催。即興で宮澤が「2億の向こう側」というタイトルを付け、「バチバチエレキテる」(フジテレビ)や性癖の話を。さらに、セイワの新ネタライブ「ネタ9」をどうかわすかに頭を悩ませていた。
今後も同劇場ではさまざまなお笑いライブを開催。明日27日(木)は銀河の夜、☆まかりな☆ら出演の「エヌフォースワン」、30日(日)は大輪教授、ねじら出演の「Q&act1」など、詳しくはオフィシャルサイトで確認を。
お笑いナタリー @owarai_natalie
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