わかる方が楽しい、山里の書籍「ニュースの読み方」本日発売

本日6月25日、南海キャンディーズ山里の新刊「ニュースの読み方教えます！」（ヨシモトブックス）が発売された。

同書籍は、政治、外交、経済など、最近の気になるキーワードを山里がわかりやすく紹介するニュース解説本。ニュースに関する山里の素朴な疑問に、友人であり家庭教師でもある三田村昌樹が答え、それを元に、山里がわかりやすく読者に解説している。テレビでよく見る、よく聞くが、実はよくわかっていないという単語を山里はすぐさまチョイス。第1のキーワード「アベノミクスで景気は良くなるの？」では、「アベノミクス」の名前の由来から、「“3本の矢”とは具体的に何なのか」「お金が動く仕組み」「円高円安のおさらい」など、丁寧な会話を交わしている。

これまでにも池上彰との共著「ニュースがもっとよくわかる本」や、番組「闘え！山里ジャーナル」、ライブ「山里亮太のジャーナルしてます」などの活動をしている山里。すでにニュースには精通しているイメージもあるが、まだまだわからないことはあるという。そこで、専門家より「聞きやすい人」ということで年下の三田村氏と仲良くなり勉強会を開くようになった。知識を得ることで、「ニュースはわからないところがないほうが楽しい」と実感した山里。「新聞に対して、怒ったりとか感情が出せるようになりましたね」という変化も。そのため同書では「よくあるんですけど、“その”とか“あの”とか、それが何を指してるのかわからないんです。教科書とかを読んでても、『そこは文脈でわかるでしょ』って感じで省かれてて。この本ではそんなことがないように」と配慮が。さらに山里が可愛くイラスト化。読みやすさを一番に考えた内容に仕上がっているが、「でもボケてないんですよ……。正直悩んだんですけど、ここはやっぱりそういうのは要らないかなと」と芸人としての葛藤も明かした。

特別対談「ニュースの読み方、教えてください！」では、田原総一朗と対談。そのときのことを聞いてみると、「質問の仕方を教わろうと思ったんですが、一方的な攻勢により全然聞けず（笑）。僕は普段いわばパンチカウンターなんですよ。飛んできたものに答えるタイプで。なので、質問をうまくできるようになりたいと。田原さんも池上さんもそうですが、加藤浩次さんやテリー伊藤さんも質問がすごくうまい。僕もうまく引き出せるようになりいですね」と感想を語った。「これを読めば、新聞というところに行くためのベースはできる」というこの1冊。「トークでも『アベノミクス的な』っていうワードを使っていけるといいですね」と意欲的な姿勢を見せた。

南海キャンディーズ・山里「ニュースの読み方教えます！」収録内容

●アベノミクスで景気は良くなるの？
●TPPのメリットって何？
●消費税増税っていいの？ 悪いの？
●尖閣諸島って何でモメてるの？
●沖縄の基地問題って解決するの？
●北朝鮮はミサイルを打つのか？
●一票の格差って何？
●アラブの春ってどう始まった？
●ユーロ危機で日本はどうなる？
●イランとイスラエルって戦争するの？
●新しいエネルギーは作られる？
●憲法改正でどこがどう問題なの？
●少子高齢化の解決策はある？
●大阪都構想は実現するの？
特別対談　田原総一朗×山里亮太「ニュースの読み方、教えてください! 」