昨日5月20日、東京・初台玉川病院スタジオにて「映画『クロユリ団地』恐怖の孤独鑑賞会」が行われ、
先日5月18日に公開され、興行収入ランキング初登場1位を記録した同映画。日本を代表する恐怖映画「リング」をはじめ「怪談」「ザ・リング2」「Chatroom / チャットルーム」などで知られる中田秀夫が監督、前田敦子、成宮寛貴が主演を務めている。介護士を目指す二宮明日香(前田)が、引っ越してきたばかりのクロユリ団地で隣室の老人が孤独死しているのを発見したところから物語は展開。団地で出会った少年・ミノルとの交流から次々と不可解な出来事に巻き込まれていく。
山里ら3人は詳細を聞かされていない状態で鑑賞会開会式に登場。MCのコトブキツカサに実はこれから「クロユリ団地」を観るのだと聞かされると、怖いものが苦手な3人は狼狽した。山里は「細かいこと聞かされないときはいっつもそう。煙突の上でラジオ体操させられたり、サメにタッチしてこいって急に言われたり……」とふてくされ気味の様子。そして「『クロユリ団地』といえば絶対に見たいお方が1人出てますが、怖いもの嫌いだから見ないつもりだった」と本当に苦手だということを強調したほか、この日の会場となった、現在はスタジオとして使われている廃病院の一室で、1人で鑑賞しなければならないことを告げられると「せめてみんなで観たい!」「ほんとにやだ!」と弱音を吐いた。
実際に映画館でも怖すぎて気分が悪くなる人も出るということもあり、参加の意思を3人に確認。辞退することもできたが水沢は「お仕事なのでやります! まだぺーぺーだから全力で見ます」と宣言した。続いてふなっしーが「帰るなっしー」と即答すると、山里は「こんなこと言いたくないけど、三段オチ返して?」「コトブキさんが振った順番で気づいてくれる? このあと何言ってもウケにくい!」と怒りをあらわに。また、ホラーを観るのはキョンシー映画の「霊幻道士」以来だと話し記者に笑われてしまった山里は「この映画観る直前にユーモア求めても無駄ですよ!」と忠告しつつ「まあいつも面白いこと言ってるかって言ったらそれはそれであれなんですけど……」と口ごもる。すると水沢に「山ちゃんは面白いよ」とフォローされてしまい「ここですよ、一番怖いのは!」とこの会見の別の怖さを嘆いた。
鑑賞中、山里は指で耳をふさぎながら恐る恐る画面を見つめ「やばい、やばい……」「ウウッ」「ウワーッ!」と恐怖の声を漏らす。ほかの2人もところどころで絶叫し、水沢があまりの怖さで泣いてまう場面もあった。鑑賞後の囲み取材で、ベッドに隠れていた報道関係者が突然後ろから現れるというイタズラに3人は驚愕。山里は「修学旅行じゃないんだから! 親友か!」と叱りつけた。そして前田敦子の演技に関しては「怪演! (AKB48を)卒業したあとの道を示してる気がする」と絶賛。水沢はよっぽど前田の演技が怖かったらしく「『♪会いたかった~』って言ってるけど、あっちゃんさんに全然会いたくないです」とコメント。それを受けて山里は「俺も『フライングゲット!』で何か……。ダメだ、何も思いつかない!」と焦りながらも、「怖さだけじゃない。怖いから目を背けたいんだけど、本当の悲しい話とかがあるから目を離せられない」と見どころもしっかりと語っていた。
なお「恐怖の孤独鑑賞会」は随時開催され、その模様は「クロユリ団地」YouTube公式チャンネルにて公開中。これまでにクリス松村、
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リンク
- 映画『クロユリ団地』公式サイト
- 「クロユリ団地」Youtube公式チャンネル - YouTube
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