篠宮「男はつらいよ」トークでさくら＆源公の貴重エピソード

昨日5月11日、東京・VACANTにて、オジンオズボーン篠宮が館長を務める「原宿シネマ×男はつらいよ」第2弾が開催。上映後、ピーマンズスタンダード南川、ワンワンニャンニャン菊地を交えたトークショーが行われた。

同館は、「人生に衝撃を与えた1本」というメインテーマを掲げた映画館。毎回異なる館長が思い入れのある映画作品を1本セレクトして届ける上映イベントが行われている。昨年2012年秋に行われた「原宿シネマ×男はつらいよ」第1弾では、みうらじゅんらが館長に。そして今回の第2弾では、篠宮が館長に大抜擢された。

篠宮が大好きという「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」を上映した後、映画の舞台のモデルとなった高木屋のだんごをほおばりながら3人はトーク。まずは、寅さん好きが必ず交わすという質問「マドンナで誰が一番いい？」で盛り上がった。篠宮はこの映画のマドンナ松坂慶子を「とにかくキレイ！」と絶賛し、お気に入りのセリフ「泣いてもいい？」を連呼。そして、「これファンあるあるなんですけど、『マドンナ誰好き？』って話は結局、さくらになる」と言うと、全員うなづいていた。すると篠宮が、「実は先日ラジオで寅さんの話をしてたら、隣のスタジオに倍賞千恵子さんと佐藤蛾次郎さんが」というスペシャルな話を披露。「挨拶をさせてもらえることになって、このあるあるを言った」と言うと、南川らは「本人に!?」と仰天し、会場もざわめいた。そして篠宮が「『やだ、もう』って言われた、渥美清さんに言う感じで」と言うと、2人は「羨ましいー!!」と絶叫。さらに佐藤からは「芸人をやってると言ったら、なぜか『きれいな空気』」と言われた」と語ると会場は爆笑だった。

その後も、寅さんあるある、好きなシーン、寅さんトリビアなどで大盛り上がり。観客にもどの作品が好きか質問するなどクロストークを展開しながら寅さんへの想いを募らせていた。観客の中には外国人もおり、その「楽しかった。でも寂しいね」という感想に全員大いに共感。「今の言葉にすべて詰まってる！」「これが松竹の良さ！」と、声を大にしていた。原宿シネマでは今後もさまざまなイベントを開催予定。詳しくはオフィシャルサイトで確認を。