ネイチャージモンが書籍「死なないための生き残り読本」(双葉社)の発売を記念し、昨日5月11日に東京・三省堂書店有楽町店にてサイン会を開催した。
本書は、地震や津波だけでなく、花粉症やインフルエンザにも先手を打って行動しているネイチャージモンによる指南書。常日頃「天変地異は必ず起こる!」という意識を持つネイチャーが、いつどんな状況に陥っても生き残れるよう心得を綴っている。
サイン会後の囲み取材に応じたネイチャーは、パンパンに詰まった大きなリュックを背負い迷彩柄の衣装で登場。襟に笛が付けてあることを指摘されると、「伸びるねえ!」とご機嫌の様子。「何かあったら『ここにいるよ』って教えられる」とワールドカップでも使用されている日本製のホイッスルの用途を自慢気に説明した。また、リュックの中身について尋ねられると「軽食とか。閉じ込められたときに食べるもの」と話しつつ「あまりお教えできません。手の内見せると危機管理的にはよくない」と一切油断のない姿勢を見せた。その中でも「軽く1個くらい」と危機管理アイテムの1つであるゴーグルを取り出し、装着してみせたネイチャー。「ウルトラクイズでいっぱいリアクションしてますから。一番辛いのは目なんです。だから必ず何かあったときはゴーグルをする」「あれ? 持ってないですか? 普段持ってなきゃダメです。僕はケータイと同じくらい持ってますよ」と報道陣にも警鐘を鳴らした。
また、ネイチャーはこの日の雨模様を「最高の天気だと思いました」と評す。ピンと来ていない記者たちそっちのけで「雨の日は動きが鈍いから。晴れた日のほうが危険ですからね。武器を持っている人がいても傘をさしていれば(刺されることが)起きにくい」と真剣に語った。また同書にも書かれているとおり、サイン会の会場からこの場まで来るのに使ったエレベーターには「死ぬ覚悟で乗ってます」「リュックには1週間閉じ込められても平気なものが入ってますから」と常人との意識の違いを強調。そして「ビッグダディの本もあったけど、こっちに来た人はナイスネイチャーです」とサイン会参加者や集まった報道陣を称えた。
危機管理に目覚めたきっかけを問われると「生まれたときから」とネイチャーは返答。「子供の頃から山にいたものですから。だから危機管理は僕の普通の生活だった」「それを東京でしゃべったらみんなに『しゃべんないほうがいいよ』『それ病気だよ』って言われて封印されて。でも水道橋博士に『しゃべったほうがいいんじゃないですか』って言われたところからネイチャージモンっていうキャラクターがスタートした」とネイチャーのルーツを明かしつつ、5月30日(木)に水道橋博士を招き東京・アストロホールにて行う「ネイチャートーク24」の宣伝もしっかりと行なっていた。終始笑いの絶えない雰囲気の中、最後にどんな人に読んでほしいか問われたネイチャーは「今日サイン会に来てくれた人も幅が広かったです。嬉しかった。面白おかしく危機管理を読む本を作りたかったので、誰でもいいです」と語った。
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