DVDが発売されることについて、上田は「夜中にひっそりとやっていた番組が陽の目を見るとは。うれしい限りかな、と思ったんですけど内容を見たらそうでもないかなと」とコメントし笑いを誘う。収録されている企画「神経遂罰」に関しては「なぜ何もしていないのに『今日の仕事は罰です』。そんなのあります?」と率直な気持ちを述べた。有田は「放送されていない地域もたくさんある。言ってみればすべて未公開ですからね(笑)」と未公開映像が多数収められていることにも触れた。
一押しの企画として上田は「1カ月後大喜利」を挙げる。これは、その場で大喜利に回答するが、発表は1カ月後に観客の前で行うという企画で、「見ているほうはいいけど、やっている人はすごい憂鬱だと思う。ウケない回答をかぶせたりしている方々の苦悩、諦め、絶望感みたいなものをぜひご賞味いただきたい」と話した。この企画にプレイヤーとして参加している有田も「自分で面白いと思って書いてるんだけど、1カ月後に見ると『こんなつまんねんだ!』と思いますから」と当時を振り返った。そんな有田は「THE イイカタ」を挙げ、「50音並べて適当な言葉作って、言い方だけで笑わせろって『なんじゃこれ』って思ったけど、やっていったら各自ルールみたいなものができてくるんですよね」と見どころを交えつつ語った。
また、上田は「笑いの戦場カメラマン」についても「『何らかの罰を受けてください。それを写真に収めますから』って、こんな仕事あります!?」と「神経遂罰」同様不満をあらわに。さらにスタッフが仕掛け人となり、芸人たちのネタに難癖をつけその反応を試す「第2のくりぃむしちゅーを探せ! ふてくされキング決定戦」については、「いつもニコニコしている芸人さんたちの、ちょっと態度の悪い感じが見られるっていうのはマイナスの一面が楽しめます」と冗談交じりに語る。そしてDVDの楽しみ方として「難しいことは考えずにぼーっと見る。ぼーっと見るのもしんどい方はぼーっと買う。見る見ないはお任せします」と話した。
目標セールスを質問されると、具体的な枚数はわからないと前置きした上で「このあとに『ガリガリくりぃむ』があって、そのあと『グリグリくりぃむ』がありますから。続けられるような枚数を」(有田)、「第2弾、3弾出せるけど内容がないってなったら『くりぃむナントカ』っていう昔のもありますから」(上田)と、今まで番組名を変えながらも続いてきた自身の冠番組を大事にしている様子を覗かせた。
DVDはそれぞれ2巻ずつ計4枚が同時発売。なお、本作のパッケージを使ったゲームを行った企画は、5月20日(月)深夜放送の「グリグリくりぃむ」(テレビ朝日系)にて放送される予定となっている。
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