本日4月16日、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画「ラストスタンド」公開記念イベントが都内にて行われ、
福本は安倍シンゾウ(安倍晋三首相)、松下はアーノルド・シュワルツェネッガーに扮してイベントに参加。安倍シンゾウは、名前にかけて「アヴェ・マリア」の音楽とともに登場した。冒頭から「世界一強い日本を必ず取り戻す!」と高らかに宣言するも、よく舌が回らすマイクの調子のせいにしてみせ笑いを誘う。しかし司会に「滑舌の問題では?」と一蹴された。それをものともせず、「断固として強い態度で臨んでいくが、アメリカには断固として弱い態度で臨んでいきます。そして中国には断固として曖昧な態度で臨んでいきたい」と次々と切れのあるジョークを繰り出す。昨今その是非が問われているTPPに関しては、「田んぼ・ピンチ・ピンチ」の略称だと説明。「日本の農業を守るつもりはある。やる気はあるんです!」と続けながらも、イベントに無関係な人が出勤のため続々とビル内に入ってくる中演説をしなければならない状況を「罰ゲーム」だと例えた。
その後「リーダーシップとは一体何なのか?」という安倍シンゾウの不安を解決すべく、アーノルド(松下)が登場。「ハロー、ジャパン」と挨拶したかと思えば、途中オバマ大統領風の発言も織り交ぜ、つかみに手応えを感じたのか「グリッピングオッケー」と満足そうな表情を浮かべた。容姿に関しては安倍シンゾウも「日本人でここまでの完成度っていうのはなかなかできない」と絶賛するほど。しかし英語での会話が続けられず「もう日本語でいいですか?」と尋ねていた。そして「シュワノミクス」と書かれたパネルを使ってリーダーシップについてレクチャー。「ラストスタンド」の魅力に関連づけて、「ヒーロー」「アクション」「新境地」の3つを掲げた。それを聞きながら安倍シンゾウは、武器や応援なしで戦う同映画を「民主党も参院選前に見たほうがいい」とオススメした。
アーノルドについて異様に詳しい松下は、実は「暴露本も読んだ」というほど彼の大ファンだと明かす。「この仕事が決まったとき嬉しそうでしたもんね。髪まで染めましたもんね」と福本から裏話も暴露された。そんな松下は、アーノルドに憧れて鍛えたという肉体を使い「アーノルド体操」を披露。左右の胸筋を交互にリズムよく動かしてみせた。
最後に2人は新党「日本アーノル党」結成を発表し、お面をつけた党員たちとともにフォトセッションを実施。松下は「義務教育にボディビルを取り入れる」と言い、安倍シンゾウは「長期政権を目指していきたいと思います。アベ・バック!」という言葉でイベントを締めくくった。
キム・ジウンが監督を務めた「ラストスタンド」は、最新武器で武装した凶悪集団に、町の銃器マニアが集めていた旧式の銃器を携えたった5人で立ち向かっていうアクション映画。4月27日(土)より全国公開される。
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- 4月27日公開!映画『ラストスタンド』公式サイト
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