勝って東京に「NHK上方漫才」優勝ウーマンコメント

2013年3月2日 9:00 111 1 お笑いナタリー編集部

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昨日3月1日、「第43回 NHK上方漫才コンテスト」（NHK総合・関西）が行われ、優勝のウーマンラッシュアワーが喜びの会見を行った。

「第43回 NHK上方漫才コンテスト」より。左が村本大輔、右が中川パラダイス。(c)NHK

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1971年に始まった若手漫才師のための伝統あるコンテスト番組「NHK上方漫才コンテスト」。これまでに、オール阪神・巨人、ますだおかだ、フットボールアワー、笑い飯、かまいたちなど、今をときめく数多くの漫才師が、このコンテストで栄冠を手にしてきた。今年度は、予選出場132組から選ばれたインディアンス、学天即、和牛、ウーマンラッシュアワー、タナからイケダ、モンスターエンジンが本選で激突。2つに分けられたブロックから、ウーマンと和牛が勝ち上がり、決勝戦の結果、ウーマンが優勝を飾った。

ウーマンの1回戦は、「ストレス発散には“八つ当たり”」というネタ。決勝では、「痴漢にあって110番通報した場合の音声ガイダンス」というネタを披露した。中川は「子供と奥さんが見ているその前で、お父さんらしいことができて、ほんまに嬉しい。いつも相方がネタを作ってくれて、頑張ってくれているんで、ほんとに感謝しています」とコメント。村本は、「モンスターエンジンに毎年負けていて、後輩には勝って東京に行かないと、東京でも勝負できないと思っているので、絶対に負けられないと思って」と今回の気合いの入れようを改めて語った。

ウーマンラッシュアワーコメント

――優勝した今の率直な気持ちは？

中川：僕には家族がいて、生放送なので、子供と奥さんが見ているその前で、お父さんらしいことができて、ほんまに嬉しくて、ほんまに気持ちいっぱいです。あと、いつも相方がネタを作ってくれて、頑張ってくれているんで、ほんとに感謝しています。

村本：4月から引っ越して東京の吉本で活動させていただくんですが、大阪でこの大会が最後の大会になるんだと思います。最後に、モンスターエンジンに毎年負けていて、ABCにしても去年の読売にしても、全部負けていたんですよ。僕ら一番先輩なんで、後輩には勝って東京に行かないと、東京でも勝負できないと思っているので、絶対に負けられないと思って、勝てたんでめちゃくちゃうれしいです。

――決勝の相手が和牛に決まった心境は？　待っている間は？

中川：正直、決まった瞬間は見てたんですけど、そこから次のネタ合わせして、ほんとにそっちで一杯一杯やったんで、逆に「和牛か、漫才、うまいからな」とか感じないで済んだんはありますね。

村本：和牛が最近すごい力つけてきて、ABC（ABCお笑いグランプリ）とか明後日の読売（ytv漫才新人賞）も決勝残ってるんですよ。漫才自体、8分の漫才って見たことなかったんで。普段のNGK出番とかも和牛ないんですよ。NGK出番があったら、10分のネタとかで調整できるんで。営業とかも、10分、15分やってるんで。モンスターエンジン、無茶苦茶怖いトコあったんですけど。和牛やったら大丈夫かなと思っててフタ開けたら4対3っていうスゴイ接戦で。すごい高評価でウケてたんで、やっぱスゴかったなと。

――東京進出の一番の理由と、進出してからの目標は？

中川：決めた理由は……、まあ、相方が。僕、結構急にいつも聞かされるタイプなんで、「東京、行こうか」「じゃ行こう」みたいな感じで。僕はついていくタイプなんで。もし東京に行ったら、やっぱり目標は、なんとかなんとか……、子供と嫁がいてるんで、生活できるくらいのお金は欲しいなと。

村本：それが目標？

中川：それが目標です。

村本：僕が東京進出決めたんは、やっぱり、いつかは東京。東京でやると全国の人に見てもらえるんで。東京で面白い漫才をして、全国の人に見ていただけたらなっていう気持ちで、東京。やっぱ、遅かれ早かれ行くと思うんで、そこで、っていうのと。目標は、これ本気のヤツなんですけど、モデルさんと付き合うっていう……。

中川：何の目標？お笑いと関係ないやん。

村本：これ、僕の目標です。きれいな……。

――優勝賞金の使い道は？

中川：使い道は、東京に引っ越すんで、盛大に嫁と子供とディズニーランドに行きたいな、と。25万円はディズニーランドに行って。最近聞いたんですけど、ディズニーランドにスワロフスキーのお城みたいのがあって結構高いらしいんで、それをちょっと手に入れようかなと思ってます。500万もするんですか!! 500万……、じゃあ、ちょっとあきらめようかなと思います。

村本：引っ越しますんで、お金が結構いるんですよ。今のマンションの壁を結構汚くしてしまって、それにお金を取られると思うんで、それに充てたいなと。敷金・礼金が東京、結構高いんで……。その賞金と貯金、ちょっとありますんで、それを使って、山手線の内側に住めるように頑張りたいなと。

中川：高いよ、結構（笑）。