昨日2月21日に東京・関交協ハーモニックホールにて、
これは、ラバーガールが新ネタを3本披露し、そのネタをゲストの芸人とともに話し合ってよりよいネタにしていくという実験的な企画ライブ。ゲストには「本音を言える仲間」というTHE GEESEと
オープニングでラバーガールの2人は「自分たちではわからないから客観的に」「舞台袖ではいいことしか言わないから、今日は正直に言ってほしい」と趣旨を説明。ギース尾関が「きつめのことを言って言いわけですよね?」と確認すると、その言葉に「尾関さんに言われると『はあっ?』ってなる」と牽制されていた。進行は、ダメ出しを前に緊張した彼らの雰囲気を、「4648、よろしぱ!」というギャグで見事にほぐした
1本目のネタはラバガで美容室のコント。披露後ギースとジンカーズは「これいけるよ!」「面白かった!」と絶賛だった。しかし、言い間違いに本人たちが気づかなかったことや尺の長さなどの問題点も。そして、「あのくだりをもう1回やったらどうか」「あそこのボケが浮いて見えた」などの意見が交わされ、ラバガも「確かに」「それ俺らよくやっちゃうんだよね」などと、真剣に耳を傾けていた。またいけだも「あのボケどうですか? めっちゃ好きなんですけど」と指摘。さらに最善のボケを考えると、観客から拍手が飛び出す名案が生まれた。
続くジンカーズは、来月3月30日、31日に東京・しもきた空間リバティで行う単独ライブ「ROLL」で披露するネタを持参。毎回単独ライブで過去のネタを練り直しているそうで、今回はこのライブでダメ出しされた部分を練り直し、3月の単独ライブで披露する。スポーツの実況・解説をテーマにしたネタで、ボケ部分のアイデアが次から次へと寄せられた。尾関が出した案には、ラバガ大水が「あー! ギースやりそう!」と大喜び。このギースのニュアンスをジンカーズも「取り入れたい」と前向きだった。さらに尾関はラバガのネタに続いて今回もオチにこだわりを見せ、「オチの尾関」という異名が。ジンカーズの2人は「タメになった」「人の意見はいいね」と感謝した。
ギースはバイトをテーマにした8分弱のネタ。まずジンカーズ馬場から「2人の“人(にん)”が見えた。天然で人を傷つけるところとか(笑)」という意見が出ると、ギースも含めて全員思わず笑ってしまった。そしていろいろな意見が出ると、尾関は「わ! タメになる!」とビックリ。最後は、全員が「あの部分好き」と言っていたくだりについて、さらに飛永が追加のボケを提案すると、全員大爆笑に。ギースも「ありがたい」と感想を語った。
ラバガはそのほか、家庭教師のコントと訪問販売のコントを披露。どちらも全員真面目に意見を出し合った。ネタの合間には、いけだのショートコントコーナーも大盛り上がり。エンディングでは、「楽しかった」「またやろう」と3組ともに大満足の様子で、ラバガのコントの一部を引用した元気の良い掛け声で終演となった。
すべてのネタが“芸人が見たいネタ”に進化したこのライブ。今後の彼らのネタを見る機会がある際はぜひ足を運んでみよう。なお、ラバーガールは4月30日(火)に東京・新宿ネイキッドロフトにてトークライブ「ラバーガールフレンズトークライブvol.3」を開催。こちらの詳細や今後の活動については人力舎オフィシャルサイトにて確認を。
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