「楽しんでいい舞台にしたい」吉本百年物語9月公演開幕

昨日9月9日、なんばグランド花月にて「吉本百年物語」9月公演「焼け跡、青春手帳」の上演がスタート。前日9月8日には出演者による会見が行われた。

まずは浪花千栄子を演じる黒谷友香が「この舞台で私なりの浪花千栄子さんを演じたいと思う」と意気込み。続いて花菱アチャコ役の矢野・兵動・兵動が「いよいよ明日となると、もうちょっと稽古したかったなという気持ち。本番は楽しんでいい舞台にしたいと思います」と語った。これまで、六角精児、間寛平、小籔千豊、山内圭哉が演じてきた林正之助を演じるぼんちおさむは「林正之助さんのバトンタッチです」と挨拶。「戦後どないかして立ち上がろうというとき……」と熱の入った説明が続き、兵動が思わず「師匠、最後まで言うたらあきませんよ」と止めると、「ほかの番組で言うてしもうた」と周囲を笑わせ、「花菱アチャコと浪花千栄子の2人がラジオドラマで頑張って、日本中の心を癒します」と結んだ。歴代社長の1人・八田竹男を演じる長原成樹は「おさむさんから、千とせの先代の主人の同級生と聞きました。その情報だけを頼りにやってます」とコメント。するとおさむは「情報だけでえらい違いある。演技がコロっと変わったわ」と自分の手柄とともに褒めていた。西川かの子は、「父、母、祖母から聞いていた話だったので縁を感じました。恐らく明日の初日に父が観に来るであろうことを一番のプレッシャーに感じてます」と言うと会場は大盛り上がり。ぼんちも「たぶんバウムクーヘンの差し入れがあります。この前はアイスだったんですよ」と、エピソードを語った。

9月20日（木）には、吉本百年物語の公演回数が100回目ということで観客全員にプレゼントを用意。また、名前が「チエコ」もしくは「アチャコ」の人は、9月の百年物語を観覧の際にもう1名無料で入場することできる。オフィシャルサイトでは、「千日前でチャレンジ！キャンペーン」も行っているので、詳細とともにチェックしてみよう。