ぼんちおさむ&長原成樹が吉本興業歴代社長役に意気込み

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明日9月9日(日)より、なんばグランド花月にて「吉本百年物語」9月公演「焼け跡、青春手帳」の上演がスタート。共に歴代社長を演じるぼんちおさむと長原成樹がその見どころを語った。

9月9日(日)より、なんばグランド花月にて上演される「吉本百年物語」9月公演「焼け跡、青春手帳」に出演するぼんちおさむ(左)と長原成樹(右)。

9月9日(日)より、なんばグランド花月にて上演される「吉本百年物語」9月公演「焼け跡、青春手帳」に出演するぼんちおさむ(左)と長原成樹(右)。

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今回の舞台は昭和25年。戦争の影響で吉本興業の寄席小屋はすべてなくなったが、会社はキャバレーや映画などの興業に手腕をふるう。そして唯一吉本に残っていた芸人・花菱アチャコになんとか一花咲かせてもらおうと、ラジオドラマに挑戦することとなる。このとき社長を務めていた林正之助を演じるのがぼんち。八田竹男という社員で、のちに社長になる男性を長原が演じる。

ぼんちは生前の正之助を知っているため「怖いイメージでしたよ。髪の毛が真っ白であだ名が“ライオン丸”。ステッキ持って『おいこら何やってるんだ』『もっと勉強しろ』とか言ってはって」と回想。「漫才が大好きな人で、とにかく『劇場を大切にしなさい』『劇場に来てるお客さんを一番大切にしなさい』と。週に何回かは必ず劇場に入って、後ろの方でだまーって見てるんですよ。でもすぐわかる(笑)。舞台が良かったらうなづいてくれるんですよ。ほんまにちゃんと舞台は見てくれてた方ですね」と語った。「厳しかったけど、ジョークも言うんです。周りの部下たちが気まずそうに笑ったりしてね(笑)」とエピソードも交えながら、「厳しい人ですけど茶目っ気のある、そういう林正之助をやりたい」と役作り中のぼんち。「先見の明があって、いろんな事業を成し遂げて、劇場をとにかく大切にしていた。そんなところが出せるといいですね」と、正之助の魅力的な人柄を楽しんでいる様子だった。

一方、八田本人と面識がなく、ぼんちから「紳士な人やで。なんで成樹が(笑)」といじられていた長原。長原は、自身のやんちゃな半生を題材にした書籍「犬の首輪とコロッケと―セキとズイホウの30年」「本職未満~筋金入りのワルだった俺たちの分岐点~」を出版しているだけに、今回はまったく正反対のキャラクターを演じることとなる。しかし長原は「髪もきっちり切りますし、黒にしますよ」とやる気満々。「稽古は楽しい」と言いながらも、「ちょっと笑いどころを入れたくなってしょっちゅう怒られてます。『そんな動きいらん』とか言われたりして」と悪ガキぶりものぞかせた。そんな長原にぼんちは「肉吸いの店・ちとせの先代と、八田さんが同級生で。先代は僕らに『師匠師匠』って言うてくれて、僕らは八田さんに『八田さん八田さん』言うて、先代は八田さんに「おい八田」って言う(笑)。それ見て八田さんニコニコしてた」などとエピソードも伝授。「1回でもメンチ切ったら終わりやで。舌打ちもダメ」とアドバイスしていた。さらにぼんちは公演中の9月16日に同劇場にて「還暦ライブ」を開催。「すごい会社やで(笑)」と舌を巻いていたものの、どちらも楽しみにしている様子だった。公演は9月30日まで。開演時間、休演日などの詳細は「吉本百年物語」オフィシャルサイトで確認を。

ぼんちおさむ&長原成樹コメント

ぼんち:吉本新喜劇とは違って吉本の歴史を綴ったものなので、これはこれでぜひ観てもらいたいです。特に9月は(笑)。劇場に足を運んでいただいて生で観てみてください。

長原:普段芝居しない僕らがお芝居しますので、ぜひ観に来てほしいですね。兵動も、漫才師の役を芝居でするんですから。僕も八田さんに近づけるように頑張ります!

「チッ」

長原:今のはおさむさんやで!

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