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「キングオブコント2012」準決勝1日目レポート

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昨日8月30日、東京・赤坂BLITZにて「キングオブコント2012」の準決勝1日目が行われた。

今年2012年で5回目となる今大会。プロ、アマ、ベテラン芸人のみならず、NMB48のメンバーが参加するなど幅広い分野から2971組がエントリーしている。この日は準決勝に勝ち進んだ30組が決勝進出への切符をかけて4分間のコントを披露した。

MCを務めたのはあべこうじ。ときおり観客に話しかけながら、オープニングからエンディングまで軽妙なトークで場を盛り上げ、スムーズに大会を進行していった。

1ブロック目は、ごく普通の大学生が有名サッカー選手に間違えられるコントの回転ハッスルからスタート。笑いが起きるごとに会場の緊張感もほぐれていき、続くラブレターズの飲食店を舞台にしたネタでは笑い声とともに大きな拍手が送られる場面も。ベテラン窓拭き作業員と新人が登場するニブンノゴ!、キザなセリフを吐きながら不動産の物件を探すムートン、陶芸家の弟子入りをテンポよく見せるグランジと続き、最初のブロックから早くも会場はヒートアップしていく。

2ブロック目は、旅館で謎の伝統芸能を繰り広げる従業員と客のジューシーズからスタート。時代劇のよくあるシーンを意外な展開で見せたインポッシブルには客席が大きく沸き、続くパンサーは、タバコの火を借りるという日常の1コマをストーリー仕立てで展開させた。プロレスラー好きの小学生を描いたモンスターエンジンは多くの笑いを集めるも、時間切れで強制終了という結果に。

3ブロック目は、レンタルDVD屋を舞台にしたYes-manがトップバッター。メガネ屋に現れた客が言葉巧みに店員を翻弄するかもめんたる、中学生のケンカをBGMとアクロバティックな動きで大きく方向転換させるジャングルポケット、銀行強盗ネタのアルコ&ピースと、立て続けに会場が大きな盛り上がりを見せ、準決勝1日目の中盤にして早くも混戦模様の展開となった。

4ブロック目では、視力検査ネタの天使と悪魔、中古車販売店を舞台にしたロシアン生まれに続き、学級会の1シーンを切り取った夜ふかしの会が5人編成ならではのコントを見せると、場内は拍手喝采。その流れを受け、バッティングセンターの客と店員の5GAP、“能力者”同士の初対面を描いたしずるも大きな笑い声を集めた。

5ブロック目は、ショートコントを時系列順に暗転・明転で次々に見せるジンカーズが爆笑をもぎとり、ファミレスを舞台にしたウエストランド、ボクシングコーチと初心者のカバと爆ノ介、地下ギャンブルのドンと若者が対峙するハマカーンが続いた。

6ブロック目は、視力が悪い生徒同士の駆け引きをブラックな笑いを交えて表現した巨匠が観客を驚かせると、ぼったくりバーを舞台にしたさらば青春の光に会場も爆発。記憶喪失をテーマにしたからあげディスコ、柔道ネタで大きく沸かせたアームストロングと、バリエーション豊かなブロックとなった。

最後の7ブロック目はひったくりをテーマにしたジプシーダンスでスタート。風変わりな新幹線の売り子が登場するスリムクラブに続き、ラバーガールがオネエ風の寿司職人のコントを見せるとひときわ大きな笑い声が響く。最後に2700が風呂の入り方をトリッキーな歌で展開し、この日の準決勝を締めくくった。

計30組、オーソドックスなネタからオンエアすれすれのグロテスクなネタまで、さまざまな形式のコントが見られた準決勝1日目。最初から最後までどのブロックも会場の笑い声がやむことはなく、充実した初日となった。

なお、本日12時30分より行われる準決勝2日目の結果とあわせて、計67組の中から8組が決勝戦に進出。決勝戦の模様は、9月22日(土)の19時からTBS系列にて3時間生放送される。

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