「ありがとうは俺が言いたい！」RGバスツアー感動の最終日

2012年7月17日 22:25 103 2 お笑いナタリー編集部

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昨日7月16日、レイザーラモンRGのバスツアー「RGがいつかは住みたいと思ってる地域を下見しつつあるあるを歌いながら巡るミステリーバスツアー」が行われた。

レイザーラモンRGのバスツアー「RGがいつかは住みたいと思ってる地域を下見しつつあるあるを歌いながら巡るミステリーバスツアー」集合写真。「3日間の連休をRGに捧げた」とRGに褒められた参加者も。

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RGはと3日連続でバスツアーを開催。京都、名古屋に続き最終日となったこの日は関東2度目の開催で、横浜が集合場所だった。拍手喝采の中バスに現れたRGは、マイクを手に取り挨拶を始めようとしたところ、いきなりマイクがハウリング。3日目ということで声も嗄れ気味で、参加者を不安にさせたが、この日もバービーボーイズ「目を閉じておいでよ」で発声練習をしたころ、問題ないということで参加者たちも大いに喜んだ。

さっそく1曲目の「ランドマークあるある」を唄おうとするも、またもマイクが入らないというアクシデント。全曲アカペラになる可能性も示唆されたが、ランドマークを通り過ぎた頃にマイクが復活、ワム！の「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」に乗せて「駐車場がめっちゃ高い」と歌うとあまりの車内の盛り上がりに、「ついに俺の曲になったと確信した」と、トラブルを乗り越えたRGも感無量の様子だった。その盛り上がりのまま"俺の曲"ことカルロストシキ＆オメガトライブ「君は1000％」に乗せて「桜木町あるある」を「アコギ弾く人めっちゃ多い」から合計3つのあるあるを披露する順調ぶり。「喉は傷をつければつけるほど強くなる」という独自の理論により、ガンズ・アンド・ローゼズを選曲するなど、最終日を惜しむかのように積極的な行動に出た。

最初に着いた目的地は赤レンガ倉庫。舘ひろし「冷たい太陽」をBGMにダンディでクールなRG刑事が登場し、ツアー客から黄色い歓声を浴びた。RGは自らシチュエーションを考え、ロケハンも行ったということで、あらゆるシーンを想定して撮影会を敢行。そのあまりのハマり具合にRGはバスに戻ると「赤レンガ倉庫は俺が来るのを待っていた。あぶない刑事は俺にマネされるのを待っていた」と、恍惚の表情を浮かべた。続いて本牧を通りかかると、RGが横浜に住みたい理由の1つを解説。大学の卒業論文のテーマを「日本経済と暴走族」にするほど暴走族が気になるというRGは「暴走族が多い横浜に住みたい」と明かした。そして、三笠公園では軍艦をバックに凛々しい表情を浮かべるRGの撮影会。鎌倉ではあるあるバスツアーらしく、観光名所の大仏をスルーして、「RGさんがうまくあるあるを言えますように」と、それだけをお参りするために鶴岡八幡宮で全員参拝を行った。鶴岡八幡宮ではスターないでたちのRGに、ツアー参加者以外の観光客も群がり大人気。老若男女、国籍を問わず多くの人たちがRG見たさに詰めかけた。

大映ドラマあるあるメドレー、TM NETWORKあるあるメドレーで車内に一体感が生まれたところで、バスは江の島に到着。海ではしゃぐ観光客とこのツアー客を比べて「うちらは、あるあるで繋がってるピュアな団体」「一番夏を感じさせない団体が江の島に乗り込む。これは文化的テロ」と挑戦状をたたきつけ、「江の島に関係ない歌であるあるを唄おう！」と、ゴダイゴ「ガンダーラ」で「江の島あるある」を「ワイドショーで定点カメラで撮られがち」と歌い上げた。バスツアー名物“各自で食事”を終えた後は、添乗員に穴場スポットに案内されたツアー客。するとそこに潮風に銀髪をなびかせながら突如シルバーウルフが現れ、ツアー客も大喜びでカメラのシャッターを切っていた。

すべての目的地を終え、とうとうバスは東京へ。連休最終日ということで、道路は大渋滞していたものの、RG「日本中の渋滞の車の中で一番楽しくする！」という言葉通り、ツアー客のパーソナルあるあるで車内はこぶしを上げての大盛り上がりに。「環八あるある」「料金所あるある」「ZIGGYあるある」など多くのあるあるを生み出したほか、「TRUTH」や、女子十二楽坊のインストネタ、「マイケル茶クソン」「ジャイアンツクソン」クイズなど、あるある以外のネタもふんだんに盛り込み別れを惜しんだ。バスが新宿に到着すると、「連休最終日、つまらなそうに外を歩く群衆よりも、みなさんのほうが圧倒的に素敵な1日を過ごしました。外の人たちが奇異な目で見てる。だって、俺たちのほうが連休を楽しんだんだから！」と絶叫。「日本で最も渋滞を楽しんだんだ。曲の力がみんなをのせてくれた」と日本一の連休イベントだったことを宣言した。最後はイエローモンキー「JAM」に乗せて「テレビでは言えない歌舞伎あるある」で3日間すべてのあるあるが終了。割れんばかりの拍手と感謝の声に「ありがとうは言わないで、ありがとうは俺が言いたい！」と締めくくった。3日間のツアーの様子は参加者たちがTwitterにて「RGが面白いと言う功績を後世に残す」という使命のもと詳細にレポート。ハッシュタグ「＃RG0714」「＃RG0715」「＃RG0716」でぜひチェックを。

今後のバスツアーなどは未定だが、「マネージャーに交渉して休みの日はすべてバスツアーにしたい。紅葉見に行ったり。みんなと一緒にバスツアーをしたい。死ぬまで！」と車中で宣言した通り、今後も積極的に開催予定。これまでのバスツアーはすべて即完売となっているので、今回行けなかった人も次の発表を楽しみに待とう。