「だいぶ仕上がってきてます」うしろシティ単独に新たな目標

2012年6月5日 11:56 33 1 お笑いナタリー編集部

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6月14日（木）から16日（土）まで東京・松竹芸能新宿角座にて、うしろシティが単独ライブ「走ってるのかと思った」を開催。2人がその意気込みを語った。

6月14日から16日まで、東京・松竹芸能新宿角座にて単独ライブ「走ってるのかと思った」を行ううしろシティ。ポスターはチラシと別バージョン。

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うしろシティは昨年2011年10月には単独ライブ「ヘラヘラ」を開催。その後11月には「うしろシティ×恋愛小説家ツーステ」でも新ネタライブを敢行しており、今回約7カ月ぶりの単独ライブとなる。

普段のネタ合わせについては、「阿諏訪が全然やってこない」と金子。「僕は直前に焦りたくないのでいろいろネタを持っていくんです。いろいろ用意してたほうがバランスよくネタも作れるし」と語ると、阿諏訪も「やらないんですよね」とはにかんだ。

現在は2人とも将棋にハマっているとのこと。「1回将棋やって、1回ネタやって、また将棋してます」「楽しいですね。共通の趣味なんてなかったので」「マネージャーが来ると『来た来た来た！』って将棋を崩さないように隠すんです」と将棋の話で大盛り上がり。「将棋はだいぶ仕上がってきてます。ネタで出てくるかもしれない」「将棋はやらないといけない気がするんです。今やるなって言われたらムッとする」「次の将棋をより楽しくするためにネタを考えるし、いいネタができれば将棋も楽しくできる」と将棋と単独ライブがすでにセットになっている様子だった。

心理戦でもある将棋だけに、互いの一面を見直す場面も。「阿諏訪が最近将棋の勉強してくるんですよ。新しいフォーメーションとか。会うたびに将棋への造詣が深くなってる」（金子）、「金子はすごい。イメージで打ってるんです。全然関係なさそうなところに打つんですけど、ちゃんとできてる」（阿諏訪）と褒め合っていた。

昨年2011年に準決勝に進出した「キングオブコント」については、「意識しながらもお客さんの反応は大事にしたい」（阿諏訪）、「これまでの自分たちにない面白いものを作りたい」（金子）と、2人がそれぞれの目的をしっかり意識。「決勝はうらやましいという気持ちだった」（阿諏訪）、「準決勝でほかの人たちのネタを見てるときに『これはダメだな」と感じた」（金子）という思いを、単独や今年のKOCに活かし、高みを目指す。

現在単独ライブの本公演チケットは完売となっており、16日に開催される追加公演のチケットのみ販売中。うしろシティのネタをいち早く観たい人はぜひ足を運んでみよう。