又吉が宣伝部長に就任、吉本「百冊シリーズ」創刊

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本日5月10日、東京・ヨシモト∞ホールにて「吉本興業創業100周年記念『笑いと平和の百冊シリーズ』創刊会見」が行われた。

「吉本興業創業100周年記念『笑いと平和の百冊シリーズ』創刊会見」に出席した芸人たち。

「吉本興業創業100周年記念『笑いと平和の百冊シリーズ』創刊会見」に出席した芸人たち。

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「笑いと平和の百冊シリーズ」宣伝部長に就任したピース又吉。

「笑いと平和の百冊シリーズ」宣伝部長に就任したピース又吉。

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この「百冊シリーズ」は吉本興業と各出版社との共同企画。吉本にまつわる書籍やムックを、2012年4月から1年間にわたって100冊出版していく壮大な試みだ。この企画の宣伝部長に、大の読書家として知られるピース又吉が就任。又吉は販促ポスターなどに登場して本シリーズをアピールしていく。

創刊会見には博多大吉が司会を務める中、又吉をはじめ、今春発売タイトルの著者であるオール巨人、西川のりお、博多華丸、カラテカ入江、デスペラード・サラミが登場。それぞれ各書籍の紹介を展開した。

華丸は自著「ごはん迷う芸人、博多華丸の大決断!」について「私と福岡の癒着が楽しめる。グルメ本と言いながらコンビの思い出がいっぱい。クーポン券もついてくる」とアピール。イラン人ハーフの芸人・サラミは自著の内容について雄弁に説明して会場の笑いを誘い、又吉を「見た目と喋りのギャップがすごい」、大吉も「なかなか粗めの漫談を放り込んできた」と驚かせた。入江は自著「後輩力」の内容に伴い、この場でも「先輩の自宅を訪問する際は、手土産にハーゲンダッツを持参すると喜ばれる」などと先輩と仲良く付き合うためのテクニックを披露。そんな「後輩力」について、又吉は「先輩としてはどんな心境で読めばよいのでしょうか?」と漏らしていた。

さらに会場では特別企画として「目指せ書籍化!公開プレゼン大会」が開催されることに。芸人が1人90秒の持ち時間で「これから出したい」という本のプレゼンをし、客席に集った各出版社の担当者に書籍化の実現を呼びかけた。

このコーナーには、ペナルティ・ヒデ、笑い飯・哲夫、サバンナ八木、レイザーラモンRGが登場。ヒデは「アメトーーク!」(テレビ朝日系)のプレゼン企画を彷彿させるテンションで「多くの著名人に帯文を書いてもらう確約を取ってあります。本編より帯のほうがページ数が多くなるかも?」などとアピールした。書き手としての実績がある笑い飯・哲夫は巧妙なフリップ芸を披露して、大吉から「ここ、R-1の予選会じゃないですよ?」というツッコミを受けても泰然自若。八木は知人の構成作家に日々送り続けているという1575通のメールをもとにした出版を呼びかけ、RGはTUBEの「シーズン・イン・ザ・サン」に乗せて、最終的に「洋楽あるある」の本が出したいと熱唱した。それぞれのプレゼンにいくつかの出版社が名乗りを上げていたので、今後の動向にも注目しよう。

又吉は会見の最後に「全部読んでたくさん売りたい。出版業界が盛り上がるように!」と期待を込めてコメント。本日5月10日より「百冊シリーズ」のオフィシャルサイトも開設されている。

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