長野知事「一段と成長した」こてつが信州観光宣伝部長続投

本日4月26日、東京・吉本興業にて、長野県住みます芸人・こてつの「信州観光宣伝部長第2期委嘱状交付式」が行われた。

司会を務めたのは佐久間一行。慣れない仕事に緊張の様子で、トークもそこそこに切り上げ「緊張してるんでいっちゃいましょう！」と会見をスタートさせた。ゲストには長野出身のもう中学生とオリエンタルラジオ藤森が登場。「お邪魔いたしやすー」と腰を低くしていたもう中は、「東京にいながら長野の良さを伝えるのも使命だと思ってます」と長野愛をアピールした。一方「どーもー！」と弾けていた藤森も、「この前、長野県警で一日通信指令課長をやらせていただいて、その話をテレビでしました」とコメント。チャラ男・藤森の真面目なアピールに佐久間も「意外と自然好きなんだよね。前に魚釣りの話で盛り上がって」と隠れた一面を明かした。

長野県観光PRキャラクター・アルクマと一緒に登場したこてつは「長野出身ですが、改めて長野県のことを勉強できた1年でした」（河合）、「1年間は慣れることに必死でしたが、今は四季を見て長野の良さが完璧にわかってますので、2期目を盛り上げていきたいです」（北村）とこれまでの活動を踏まえて挨拶。ほかにも「阿部守一長野県知事はカラオケに行くとサザンオールスターズを歌う」「ごはんがおいしすぎて1カ月で7キロ太った」といったエピソードを披露した。

2期目の委嘱状交付式では、「いいなー、やりたいなー」とはやし立てるもう中と藤森に、「あなたたちが言うとほんとになっちゃうから」と、こてつが慌ててツッコミ。そんなこてつを見て阿部県知事は「本当に喋りがうまくなったよね。一段と成長したんじゃないかと。さっきまで解任式にしようかと話してたんだけど」と冗談交じりに2人を褒め、「全力で信州を宣伝してください」と委嘱状を手渡した。そしてもう中からも「長野には素敵な山が多いので、いつか狩りにでかけていただきたい」と、マタギスタイルの手作りベストをプレゼント。こてつは「ちょっとだけ嬉しいです」と困惑気味にお礼を述べた。こてつは現在長野で有名なそばの手打ちを練習中ということで「秋までに打てるようになって知事に食べていただきたい」と宣言。今後はその腕前を県内のイベントでも披露したいと語り、農村ツアー、婚活イベントなどにも力を入れたいと夢を膨らませた。

会見終盤には、北村が気合の野沢菜ギャグをみせるも、フォローにまわった河合がスベるという展開に。挽回しようと河合イチオシの使い勝手の悪いギャグ「感謝感謝」を見せると、ギャグ合戦がスタート。藤森は野沢菜の名誉を挽回するため「やっぱり長野の野沢菜おいしうぃーねー！」と会場を沸かせ、もう中は「おいしいものがいっぱいの長野のサービスエリアに行った気持ちになる」という手作り大道具を披露した。最後は2011年R-1王者の佐久間も人気ギャグ「関節大集合～」で「長野にこうやって人がいっぱい集まるように」と願掛け。さらに長野県民全員が歌えるという「信濃の国」を合唱して賑やかに会見を終えた。