昨日4月8日、大阪・なんばグランド花月にて「吉本興業創業100周年特別公演」が開催。
前説にはピースと平成ノブシコブシが登場。黄色い声援の中、又吉は前列の男性から「又吉さん、どーも」、綾部は熟女から「かっこいい!」と声をかけられ、ノブコブ吉村を嫉妬させた。綾部が「これから何が始まるのか」と観客をあおると、ほとんど喋っていない徳井が「じゃんけん大会だ!」とテンションアップする場面も。困惑する一同をよそに吉村は「今日うちの相方仕上がってますよ!」とアピールした。
いよいよ舞台が始まると、「はなつき村駐在所」の近くにラーメン屋台の店主・オール巨人と手伝いのおじさん・オール阪神が。2人の仲の良いボケ合いにいきなり笑わされた観客だったが、巨人の「弟子やったらパンパンやで!」というセリフには拍手喝采だった。そこに高校教師役の中田ボタンが登場。「駐在さんに用事がある」と探していると、駐在の1人・月田(月亭八方)の妻(友近)が出てきてもうすぐ帰ってくるという。そこに月田と明石(明石家さんま)が登場。大歓声に「これはまあ気持ちええで」とはにかんだ。ボタンが「生徒たちの社会科見学に協力してほしい」と駐在さんたちにお願いする場面では、始まって5分で流れがストップ。「練習する言うてしてへんやん!」とさんまがボタンを責め、ボタンも「練習したけど楽屋に忘れてきたんや!」と言い返した。そして、その月田はもうすぐ定年退職ということで、新人の駐在今田耕司が着任。今田は着任早々、先ほどのセリフを忘れた犯人が八方であることを報告した。ボタンはさっそく生徒を連れてくるということで、制服姿の
生徒たちが行ってしまうと、新聞記者の
その後、駐在所の大先輩で現在警備会社の社長をやっている桂三枝が月田の勧誘のため駐在所に。三枝が苦手と逃げた月田の代わりにさんまが嫌々相手をしながらも、「ヤングおー!おー!」時代から培った息の合ったところを見せつけた。そしていよいよジミー大西が「家に泥棒に入られた」と、舞台設定を無視するほどの慌てぶりで乱入。さんまのアシストで「お前も頑張れよ」「やってるやってる」などのギャグを次々繰り出したほか、謎の歌やさんまのとのコラボギャグなどがフルスロットル状態に。泥棒の手がかりとしてにジミーが「アヘと言ってた」と言うと、さんまは「そうか!まだアヘも登場してなかった!」と、ここまでですでに大幅に時間がオーバーしていることに気が付いた。
その“アヘ”こと間寛平は、さんまらと入れ違いで派出所におじいさんの恰好で現れステッキを使って大暴れ。あちらこちらで「かいーの」を連発し派出所の奥へと消えて行った。さんまらが駐在所に戻ってくると、今度はさんまの師匠でもある
ところ変わって
そしていよいよさんまと後輩芸人たちの世紀の一戦へ。さんまは「躁と鬱の対決でいこか」と余裕の表情で言い放ち、岡村も「休んでるときずっとあんたのテレビ見られへんかったんやで!」と言い返しつつ、「やっとここでこうやって絡めることができた!」とワクワクした表情で、お決まりの乱闘シーンを演じきった。無事にさんまが勝利すると、月田が喧嘩していた妻にセリフを言う場面へ。「それを言うと終わってしまうのよ、この舞台が」とさんまが漏らすと、すでに3時間近く鑑賞している観客もまだまだ元気に「えー!」とブーイング。今田が「生放送があるから」と戒めるも、「大西くん」という言葉も出てきたため、本気で「あかん!大西くんだけはあかん!」と制して舞台は終了。会場からはしばらく拍手が鳴りやまなかった。
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