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吉本興業創業100周年特別公演でダウンタウンの名曲メドレー

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4月8日、大阪・なんばグランド花月にて「吉本興業創業100周年特別公演」が開催。「ポケットミュージカルス」にダウンタウン今田耕司130R東野幸治木村祐一らが登場した。

会場は開演前から熱気と期待に満ち、MCとして登場した木村に大きな拍手。木村は「拍手もったいない。とっておいてください」と前置きし、「衣装に着替えるときに足元のハンガーに気づかずに思い切り踏んで痛かった木村祐一です。僕も初老ですし、これから出てくるメンバーも初老です」と笑わせながら、前説を務めた。

舞台中央のスクリーンにまず飛び込んできたのは「エキセントリック少年ボウイ」のVTR。いきなりのプレミア企画に会場からは割れんばかりの大歓声が。昔の衣装そのままに登場した少年ボウイ(ダウンタウン浜田)、犬ドッグ(板尾)、鳥バード(今田)、エテモンキー(ほんこん)、ニイハオ(東野)、カーボウイ(ダウンタウン松本)のエキセントリック少年ボウイオールスターズがエキセントリック号とともに「『エキセントリック少年ボウイ』のテーマ」を歌った。犬ドッグの「わおーん」という懐かしい鳴き声が響き渡ると、続く宙吊りの鳥バードからは「ホロッホー!」ではなく「グフッ」という声が。ダウンタウンらも不審そうにバードを見ながら歌い続けていた。また少年ボウイが“謎の小袋”を観客席に投げてプレゼント。しかし5個目くらいから肩が上がらず、最後は息切れしてしまった。

「みなさんこんばんわー!」と大声で挨拶したあとには、すでに喋れないほど息が上がった浜田。木村と松本にツッコまれながら、さらに「岩井のレーズン出すの忘れた」とはにかんでごまかした。さらに松本から「小袋全然投げれてない。1番が80袋で2番が70袋なんやから、10袋ちゃんと投げて」とダメ出し。すると浜田は「そういうことなん? 全然知らんかった」と驚き、「ストーリーを守っていただきたい」と作詞をした松本をあきれさせた。途中「ホロッホー」が言えなかった今田は「当時より羽ばたく感じを表現しようと思ってたら忘れました」と弁解。松本は「キレてんのかなと思った」と語り会場を笑わせた。そして「早急に降ろしてください」と懇願。「こういう降りるときの表現も練習したんやで」と羽を羽ばたかせて見せた。

「まだまだあるけど大丈夫?」と浜田は心配されながら次のステージへ。「マジか……」とグチグチいう浜田をよそに、「奥田民生さんもライブで歌う隠れた名曲」という「ああエキセントリック少年ボウイ」を紹介した。会場には事前にサイリウムが配られており、この曲のために使用してほしいと説明すると、会場からは「どうやんのー?」と普通に声をかけられたメンバーたち。松本も思わず「大阪丸出しですやん」と笑ってしまった。

「ああエキセントリック少年ボウイ」をしっとりと歌い上げメンバーたちがいったん去ったあとは、木村が余った謎の小袋を手に舞台へ。客席に投げ始めると「もうちょっと強めにー」「弱めでー」「客席降りて2階に投げてー」などと声がかかり、木村も苦笑しながら「あんまり長セリフ言わないでください」とお願いした。そして、メンバーたちの最近のエピソードを次々に披露。木村の話術であっという間に時間が過ぎ、次の準備が整った。

続いては現在のK-POPブームの先駆けともいえる伝説のグループ・オジャパメンが16年ぶりに一夜限りの復活。「エキセントリック少年ボウイ」とは比べ物にならないアイドルチックな激しいダンスを繰り広げた。そのせいか、歌のあとに出てきた130Rと今田が「暗転になった途端に舞台袖で『オエーッ』って」と苦笑。さらに舞台から去る際に板尾が転んだことも明かし、「20年前もこの劇場の緞帳に挟まれてましたよね」と木村に暴露された。

そして、「Daydream Believer」にのせて、芸人たちのかつての写真が次々VTRでお目見え。若かりし頃の笑福亭仁鶴、桂三枝らや、デビューしたての吉本印天然素材、今宮子供えびすマンザイ新人コンクール受賞時のダウンタウンなど、貴重な写真の1枚1枚に歓声があがった。

最後は11年前にCDデビューしたRe:Japanのメンバーが総出演。思い切り音を外す花子や、手をつなぐメンバーたちとともに、観客たちも手拍子で一緒に盛り上がった。また、現在療養中の花紀京のパートはPVでお届け。最後はダウンタウンの2人が腕を組んで熱唱した。「どうもみなさんありがとうございました!」と浜田が言うと、松本も「いやーほんとに大変でしたね。なんとか終わりましたけど」と感想。「花さん感動的でしたね。あのままずっとあれ流しといたほうがよかったんじゃ」とコメントした。全然踊れてないというロンドンブーツ1号2号・亮は「今日を持ってクビ」「東野くん永久解雇」とそれぞれダメ出ししあいながら盛り上がるRe:Japan。「リハ来てないわりには僕踊れてました」というロンブー淳は、「みなさんがリハやってるVTR見させていただいたんですけど全然踊れてなかった」と苦笑。最後は浜田の「解散!」という号令で全員舞台から去って行った。

しかし鳴り止まないアンコールにあらためてダウンタウンらが舞台に登場。木村が「吉本興業100周年ですが、ダウンタウンさんも30周年。あの名曲行きましょう!」と、「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント」が流れた。「一番しんどいから嫌やねん」という浜田をよそに観客も大喜びで総立ち。サビの部分では、リットン調査団FUJIWARA博多華丸・大吉次長課長水玉れっぷう隊テンダラー野性爆弾ダイノジハイキングウォーキングガリットチュウロシアンモンキー、そのほか多くの芸人たちが登場し合唱。松本のラップでは、浜田が松本の肩を組んでノリノリになったが、最後の方では「まだあんの?」と苦しそうに声を張り上げながら歌い切った。「吉本の100周年というか浜田雅功100周年。ほんまおめでとうな」と握手を交わした松本と浜田。松本は最後に「1個だけ言わせてもらっていいですか? リットン調査団はいらないんじゃないですか?」といじると、リットン藤原が「ちょっと!」と出てきたものの、水野がなかなか見当たらず「どこいったんや」と松本も苦笑。やっと出てきた水野に松本が大きな声で「100周年はどうですか?」とボケると「聞こえてるわ!」と水野がツッコむという今や貴重なやりとりに会場も大爆笑だった。

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