ニューヨークMC番組「ANTS」がヨーロッパの国際テレビ賞「ローズ・ドール賞」を獲得、最優秀コメディに選ばれる

ニューヨークがMCを務めたバラエティ番組「ANTS～ぜんぶ運べば一獲千金～」（日本テレビ）がヨーロッパの国際テレビ賞「ローズ・ドール賞」で「最優秀コメディーエンターテインメント賞」を受賞した。

昨年11月にオンエアされた「ANTS」はアリに扮した15名の挑戦者が協力しながら、巨大菓子を家のキッチンセットから庭の巣まで運んで賞金獲得を目指す番組。今年9月にはアジアの優秀な映像作品を選ぶ「ContentAsia Awards 2025」で「アジアで製作されたオリジナルゲームショー」部門の金賞を獲得していた。吉川真一朗プロデューサーは「対立構造ではなく、みんなで協力して挑むチームワーク重視の点もご評価いただけたのではと考えております。これからも日本独自の視点から生まれる面白いバラエティーフォーマットを制作してまいります」とコメントしている。

EBU（欧州放送連合）とイギリスのコンテンツ業界誌C21 Mediaが主催する「ローズ・ドール賞」は、世界のテレビおよびエンタテインメントにおける卓越性と革新性を称える賞。64回目となる今年は、合計13のカテゴリーに約30カ国から約600番組がエントリーし、15カ国78作品がノミネートされ、約100人の審査員によって最優秀賞が選ばれた。

吉川真一朗プロデューサー コメント

9月のContentAsia Awardsに続き、ヨーロッパでも評価をいただき大変ありがたく思います。これまでも海外とのパートナーシップを多く行ってきましたが、今回このような形になりうれしく思っております。「ANTS」は、対立構造ではなく、みんなで協力して挑むチームワーク重視の点もご評価いただけたのではと考えております。これからも日本独自の視点から生まれる面白いバラエティーフォーマットを制作してまいります。