五明きっかけで乱闘勃発「トリオさん」イベント波乱のOP

昨日2月18日深夜、「333トリオさん」（テレビ朝日）にて東京・Zepp Tokyoで行われたイベント「夢のトリオフェスティバル in ZEPP TOKYO『2.10伝説のレギュラー入れ替え戦』!!」の模様を放送。お笑いナタリーでは放送された部分の模様をレポートする。

イベントではレギュラーのジャングルポケット、パンサー、ジューシーズの3組に加え、鬼ヶ島、グランジ、ソーセージ、ななめ45°、ニブンノゴ！のトリオ芸人5組が登場。期間限定レギュラー3組の座をかけてさまざまなガチ対決を実施した。

出演者は全員舞台に置かれた大きな階段の一番上から白煙にあおられて出現。怒鳴りながら出てきたトップバッターのグランジを筆頭に、ななめポーズを決めたななめ45°、途中でTシャツを脱いでさっそくボディをアピールしたニブンノゴ！・宮地らレギュラーを狙う芸人たちが続いた。そしてレギュラーの3人が次々登場すると、観客からはよりいっそう大きな歓声が。3組とも気合い十分な様子で堂々と舞台に降り立った。

MCを務める大西洋平アナウンサーから「昨日は寝られましたか？」と質問されると、「比較的寝ちゃったけど」「いや、ぐっすりです」と、ボケ合いの雰囲気。しかしグランジ五明が、ふとレギュラー陣のヘッドセットマイクと残り5組のハンドマイクという格差に気づくと、レギュラー陣は自慢げに。すると五明は「こっちは遊び気分じゃないんだよ！」とレギュラー陣に襲いかかった。それをきっかけに全員がもみ合いの乱闘に発展。あわや大惨事というところで、早々にボケどころを見つけ観客にボケ始めたソーセージ山名に鬼ヶ島・野田らがのっかり一旦休戦、ななめ45°岡安の「バミった場所に戻ってー」という掛け声で進行を再開した。

全員興奮冷めやらぬ様子で、グランジ遠山はさまざまなメンバーのうちわを持った観客たちにも八つ当たり。ジャンポケ太田は「最前列にちょくちょくいるんですよ」と、挑戦者のうちわを持ち最前列を確保した観客に当たり散らした。誰よりも熱い魂を持ったパンサー尾形は「僕の母ちゃんが今日誕生日なんですよ！ 負けられるか！」と気合いの一言。レギュラー陣がその勢いに応えるも「来てないんですけどね」という言葉に会場は大爆笑となった。

大西アナが「万が一の入れ替えのために」と3色の新たな「トリオさん」Tシャツを紹介。五明が「XLはあるんですか？」と着る気満々で訪ねると、ジューシーズ赤羽が「ないからお腹がこうはみ出るんだよ」と経験者として五明に教えた。その態度にまたもカチンときた五明は「引っ込んでろデブ！」と掴みかかりまたも乱闘に。すると今度は、最初から山名のボケにのっかろうとする芸人たちが多数続出し、収集のつかない状態になってしまった。そこでパンサー向井が「ねーねーねーねー、1回落ち着こ」と呼びかけ。乱闘を制止しようと奮闘していた大西アナから「さすがレギュラーの向井さん」と絶賛された。

そしていよいよ本編スタートということで、8組が言葉をわけて開会宣言。右手を挙手して、「我々お笑いトリオ8組は、お笑いトリオ精神にのっとり、トリオによるトリオのための番組、『333』のレギュラー3組に入るため、持ちネタで会場を沸かせ、その後の入れ替え戦では、どのトリオにも負けない結束で、正々堂々と全力で戦うことを誓います！」と宣誓した。

ネタはニブンノゴ！が「深夜のファーストフード」、ソーセージが「父の背中」、パンサーが「メダル」を披露。次週はネタの続きから放送される。オープニングから火花散る様子の8組。果たしてこの勢いで勝利を続けるのはどのトリオなのか。放送地域の人はお見逃しなく。

333

テレビ朝日 2012年2月25日（土） 26:55 ～ 27:25

出演者：ジャングルポケット / パンサー / ジューシーズ / 鬼ヶ島 / グランジ / ソーセージ / ななめ45° / ニブンノゴ！