サングラス姿で登場したしんいちは、「これだけたくさんの記者の方が来てくれてうれしい。僕は記者さん、芸能関係者のほうが一般人より大事にしてるので」と報道陣を歓迎。受付では直筆のメッセージと金色の包み紙のチョコレートが入った“わいろ”を配り、「僕に何かあったときはもみ消して」とねだりつつ、リップサービスたっぷりに過去の炎上や女性と遊びたい思いなどを語った。
しんいちにとって炎上は「ラッキーな出来事」。最初の炎上を「事務所のグレープカンパニーにクレームの電話が入ったと聞いて、ちょっとニヤニヤしてる自分がいた。気持ちいいかも、と。性の始まりみたいな感じ」と振り返る。週刊誌から直撃取材を受けたときは、記者を自宅に招いてすべてを吐露した。「心のどこかで『短い芸能人生やったな』と諦めた」と当時の心境を回想し、「でも全部話したら記者さんが笑ってくれて、『ファンになりました』と言ってくれた」とすべてをさらけ出すことが功を奏することもあると教訓を得た。
かつては正統派に憧れていたが、「(自分は)面白くなかった。でも仕事はもらえるからほかの芸人に嫌われていた。37歳から(お笑いで)飯食えたし、炎上を乗り越えようなんて思ってない」と諦めの境地とも言える今のマインドを明かす。炎上で問題になる芸能人には「嘘つくんが一番やばいかも! 正直にすぐ謝って、明るく元気に生きてたらいい」とアドバイスを送り、読者には「心にしんいちを置いておけばめっちゃ楽やと思う」とエールを送った。
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