ハマカーンら8組、ネタと2011年のニュースを届ける
2012年1月30日 10:15
1 お笑いナタリー編集部
昨日1月29日、東京・下北沢駅前劇場にて「Munasawa King Live」シリーズの「『お笑いナタリーライブ』~ネタとニュースをお届けします~」が開催された。
「Munasawa King Live」は、イベント会社スラッシュパイルとお笑いナタリーが送るお笑いライブシリーズ。本日30日(月)まで、全部で10本のお笑いライブが実施される。今回の「お笑いナタリーライブ」は昨年2010年に続く第2弾。MCをハマカーンが務め、オープニングで2人が「前回ネタをやらなかったらお客さんからブーイングがあった」と話したように、今回はまず出演芸人8組がネタで客席を楽しませた。
続けてライブでは、2011年にお笑いナタリーに掲載された各芸人のニュースをピックアップ。ラバーガール大水は自身のイベントで行った「大水スリーミニッツ」について解説した。これはファンが大水と3分間ツーショットで交流できるという企画で、相方・飛永も「最高にすごい人はテンミニッツ(10分間)まで行った」と話し、それを聞いた周囲の芸人たちは騒然。またピン芸人として唯一登場した佐久間一行は「R-1ぐらんぷり2011」の優勝が1年越しであらためて祝福されたほか、お菓子のCMで声の出演を果たしたことをアピール。その場でもセリフを実演してみせたがハマり具合は今ひとつで、ハマカーン浜谷から「それ佐久間さんじゃなくてもいいよ!」などと指摘されてしまった。
ニッチェが「NHK新人演芸大賞」や「お笑いハーベスト大賞」の優勝など輝かしい成績を誇った場面では客席からは拍手が起こり、磁石・永沢は「『ニッチェとももクロは今キテる』とよく言われる」とコメント。しかしニッチェはこのライブ中、アルピー平子から再三にわたるボディタッチなどのセクハラ被害を受けることに。その様子にラバガ大水が「いいなぁ~」と羨ましげな態度を取るなど、一連のくだりでトークは盛り上がりを見せた。平子は後半「お前らチャーミングだよ」とニッチェに向かってニヒルに発言するに至り、江上は「このテンションで来られると、恋するしかないじゃない!」と怒気を込めながらも満更でもない表情を浮かべた。
そのほか芸人たちはプライベートなニュースを発表。磁石・佐々木が「男3人でエロい話をしていたら、周囲からそっち系の人に勘違いされた」ときっちりしたトークで笑いを誘ったほか、平子が昨年誕生した我が子について「小鉢に入ったチャンジャみたいだった」と独特の表現で語った。なすなかにしは「いまぶ~む」に改名した際の顛末を披露したほか、中西が「ますだおかだ岡田さんに『ワォ!が賞味期限切れなのでギャグを教えてほしい』と迫られる」などと先輩の知られざる一面を激白。ザ・ゴールデンゴールデンは、山崎がトークライブで結婚を発表してから客足が伸び悩んでいるという話や、番組企画で過酷なロケに行った際にきたざわが野生の勘を発揮した話を展開した。
トークのトリを飾ったのは佐久間。「アルコ&ピースの酒井くんが、僕に憧れてお笑いの世界に入ったらしい」と話すと、酒井も「学生時代に佐久間さんのネタを見て『お笑いって楽しい!』と思った」とその事実を認めた。そのほか佐久間は「初めて会った女性に1時間経ってからようやく自分が佐久間一行だと気づかれた」というエピソードで巧みに笑いを巻き起こし、ネタとニュースに彩られたライブを締めくくった。
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