毎年5月中旬から6月初旬にかけて開催される同映画祭は、日本の映画やカルチャーを紹介する世界的イベント。「怪獣ヤロウ!」のチケットは発売直後に即完売し、反響を受けて追加上映も決定するなど注目を集めていた。1回目の上映には約100人、2回目には約200人が来場。3人は上映後の舞台挨拶に大きな歓声で迎えられ、特に2回目の上映後には飛び入りで参加した相撲パフォーマー・ごっちゃんこがぐんぴぃと大乱闘を繰り広げるサプライズ演出で一層の盛り上がりを見せていた。
登壇した八木は、「すべてが夢見心地です。まさかご当地映画が世界に飛び出し、遠いドイツの人々に温かく迎え入れてもらえるとは思っていませんでした」と語り、今後は「怪獣ヤロウ!」の“ドイツ編”も視野に入れながら積極的に世界にアピールしていきたいと意気込んだ。ぐんぴぃは「いつもは日本刀を持って舞台挨拶に出ていますが、刀が持ち込めなかったのでライトセーバーを持ってきました。ジェダイ役のぐんぴぃです」と自己紹介し会場を沸かせる。土岡は「僕は出番が少なかったですけど、どこで出てたかわかりましたか?」と観客に問いかけ、「レストラン!」「うどん!」とリアクションが返ってくると「イエス! アイム、ウドンガイ!」と叫んで笑いを誘った。
爆笑問題のマネージャーも経験したタイタン社員の八木順一朗が監督した「怪獣ヤロウ!」は、“刃物の町”として知られる岐阜の関市の全面バックアップで撮影された“ご当地怪獣映画”。ある日市長からご当地映画の製作を命じられ、かねてからの夢だった怪獣映画の製作を思いつく山田だったが、その思いは市政を巻き込んだ大事件へと発展していく。今年1月に岐阜で先行上映されたのち、全国公開された。現在Prime Videoにて独占配信中。
関連記事
ぐんぴぃ (バキ童・春とヒコーキ) @Mugen3solider
ドイツ映画祭で
力士と戦ってきました(ズルあり) https://t.co/R61kskLOol https://t.co/LAXkh5n2iV