本日11月27日、東京・ブックファースト新宿店にて
本書には、冒険家で考古学者の“ジンディー・ジョーンズ”博士が今から5万年前に栄えたという謎の“ギリジン文明”の遺物を紹介する、というコンセプトのもと、日用品に粘土をほどこした片桐の創作オーパーツ56点が掲載。全編にわたってパロディ精神が貫かれたギャグ満載の1冊で、11月24日に発売された。
片桐はイベントに先駆けて行われた取材会で、本書にオールカラーで掲載されている「シャチーン」「ムチケラトプス」といった作品の実物を1つ1つ手に取って解説を展開。作品の制作期間について「仕事にゆとりがあるときは1~2週間。急ぐ時は2,3日」と明かしたほか、記者にアイデアの源を聞かれると「締め切りに迫られたときに浮かぶ」などと話して笑いを誘った。
「もともと美大では立体造形の授業が好きでオリジナルの印籠などを作っていた。プラモデル作りも好き」と粘土細工作りのきっかけを振り返った片桐。「写真では普通に見えるが『金蔵くん』や『イグバナナ』など大きい作品は苦労した」と述懐するものの、記者に「次は何を作りたい?」と尋ねられると「本のブックエンドを兼ねた大きなケースや郵便ポスト、バイク、エコカーなど、いっぱいあります」と夢を膨らませていた。
片桐は来月12月、全国のヴィレッジヴァンガード26店舗をまわるサイン会ツアーを刊行。このツアーについて片桐は「各店にも1個ずつ粘土作品が展示されるので、ぜひ現物を見てもらいたい」とアピールした。
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