本日10月26日、
これは宇宙に行けるという懸賞に当たった民間人5名が、予測不能な出来事に直面し続けていくというどんでん返し連続のサスペンスコメディ。ゴリはうだつのあがらないヤクザの本郷剛役で、彼女に見直してもらおうと宇宙からプロポーズする目的で懸賞に応募し当選。ロケット企画のスタッフにココリコ田中、そのほか
ガレッジセール・ゴリインタビュー
――最初にこの映画の話を聞いたときのことを覚えてますか?
ゴリ:ヤクザ役って、男の子は一度はやってみたい役ですよね。勇ましいし、歴代のスターはヤクザ役から有名になったりもするし。だから、若頭っていうのを聞いたときに、ようやくこのコメディ畑だけのゴリのイメージじゃなく、いぶし銀の部分も認められてきたというか、幅として広げられるのかなと思っていたら。やっていることが車の当たり屋……。役作りもね、よく俳優さんが実際に役柄の職場に行って体験するとか聞きますけど、当たり屋ですからね。当たりに行ったらただただクランクインが遅れるだけです。
――本郷剛はどのような人物だと思いましたか?
ゴリ:きっと愛されたい奴なんですよ。生い立ちが不幸で。だから彼女にどれだけ罵倒されても諦めない。本当に根はいい奴です。道を間違えただけで。この宇宙旅行のをきっかけに彼はヤクザの世界から足を洗うと思います。
――映画監督もしているゴリさんですが、本郷を主役に映画を撮るとしたらどのようなストーリーになりそうですか?
ゴリ:ある大きな密売を任されるんですが、そこで警察に乗り込まれ、逃げ、闇組織と戦っているうちに大きな事件へと発展し、捕まるどころかその事件を解決し、国民的ヒーローになってしまう。そういうことをやりたいです。
――ほかの出演者の方の見どころは?
ゴリ:マイケル富岡さんは、すごく笑いをわかってる方だなと思いました。バラエティでやりすぎないさじ加減をしっかり理解していらっしゃって。ただ、楽屋で下ネタしか言わないんですよね。下ネタ富岡な部分。この2つに驚愕しました。大倉孝二さんは、ほんとに柔軟な方。コメディはもちろん、シリアスな演技もできて熱い男にも変われる。楽屋でも同じく柔軟。佐野和真君はほんとに真面目な男の子。真剣に先輩の話に耳を傾けて吸収しようとするんです。この現場がすごく楽しかったようで、終わらなきゃいいのにってずっと言ってくれてました。きたろうさんは……もう話したくない(前回インタビュー参照)。こんなふざけてて現場に迷惑かけるおっさん(笑)。でも、会いたくなる人なんです。バカを演じてるところがカッコいいんですよね。演技の指導もしてくれるんです。
――最後に読者にメッセージをお願いします。
ゴリ:みなさんストーリーを予測しながら見ると思うんですけど、絶対に裏切られて、「くっそ、そっちの方向か」と思うと、また逆方向に行ったり、謎はとけないと思います。ついていくしかない。昔の日本女性みたいな。3歩下がってついていくしかない「俺について来い」の映画だと思います。
■映画「宇宙で1番ワガママな星」2011年10月26日DVDリリース
ココリコのほかの記事
リンク
- 宇宙で1番ワガママな星
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
お笑いナタリー @owarai_natalie
「俺について来い」な映画、ゴリが語る「宇宙で1番ワガママな星」 http://t.co/OTNJMyp9